•戦う相手がいなければ人生は退屈だ
•戦わなければ愛されない
小さい頃から僕ら兄弟間では母親を取り合ってきた。独り占めしたいからお兄ちゃんが絵本読んでもらっていたら間に入って邪魔をする。お兄ちゃんが怒って殴ると「ママァ〜お兄ちゃんに殴られたァー」と必要以上にギャン泣きして被害者アピールをする。見かねた母は僕を抱きしめてヨシヨシする。
‥全て計算通り✨
僕は母親に抱かれながらいつも兄に向けてコッソリピースをしていた✌️←可愛くない弟!
この一連の流れで兄を負かせた時の優越感といったらもう!僕は母親の愛を独り占めすることの虜になっていた。その後もずっと兄に母親を取られまいと、時には甘えん坊になったり、時にはお利口さんやったり随分好き勝手やってきた。
愛は早いモノ勝ち。いつか無くなるもの
僕にはすっかりこの考えが染みついてしまった。だからいつだって
•独り占めしたい
•所有したい
そんな欲求が心の奥底に眠っている。
手段なんか選ばない。
時には相手を悪にして、自分を善にする。
そして勝負に勝つことで、愛を勝ち取る。
愛はガソリンのように制限があるから、先にもらっとかないと自分への取り分がなくなるという焦りが常にある。大人になるにつれ臆病になり、本気で人を好きにならないようにしてきた。いつもちょっと妥協することで、傷つくことから逃げてきた。本気で好きな人に対しての愛という競争に、敗北することが怖いのだ。
でも、本当はそんなことない。
愛は無限だ
無限だから独り占めしなくていい
それは湧水のように溢れ出てくるもの
与え、受け取り、分け合えば
いつまでも無くならないのだ。
もう勝負しなくてもいい。
そう思うと、肩の力が抜けてフと楽になった。
ようやく長年の戦いに、決着がついた。
もう剣を下ろそう。
‥兄ちゃんよ、ごめんな。
---------------------------------
「あなたのブロックを一緒に掘り下げてみませんか?」
現在大地の学校ロータスにて、個別の深掘り講座を実施しています。月曜日〜木曜日の2時間で10000円にてお受けしております。気になった方はホームページお問い合わせフォームからご連絡下さい☟
岡崎市竜泉寺町百々13
080-5182-4832(代表:今井)
daichi-no-gakkou@outlook.jp