大学生の時はバイトで時給900円
それが携帯ショップでやる短期のバイトで日給12000円になり
社会人になって会社勤めをすると年収800万
それが脱サラしてほぼ一年間無一文
ようやくボチボチ生活できるくらいに回復してきました。
もちろん収入だけが自分の価値じゃない。
前ほどお金はないけど、今は時間と仲間がたっぷりある幸せを感じています。
無一文でも最高に幸せな人生もあるし、億万長者でも孤独で寂しい人生もある。
今日は「自分の価値を誰に決めさせるか?」のお話
僕はロータスを運営しながらずっと
「これ俺が倒れたら詰むよなぁ」と感じていました。個人事業主あるあるかもしれないけど、カフェが無くなるのと、学校が急に無くなるとでは訳が違う。ロータスがいきなり閉鎖したら沢山の親子が行き場を失ってしまう。そんなもやもやを抱えていた時、ちょうどメンターの方から
「あなたは指導者を育成する仕事をしなさい」
そう告げられました。
当時の僕はロータスに視察に来ていた教育関係者の方々には無料で相談に乗っており、それが当たり前に思っていました。「フリースクールを立ち上げたい!」という方は何人も来ましたが、こちらは全力で相談に乗っていたのに途中でバックレられてしまったり音信不通になってしまうということがよくありました。僕はその度に無力感に襲われていました。
メンターの言葉をきっかけにロータスで「指導者養成講座」という研修会を企画し、今までロータスで培ってきた経験や東海起業塾で叩き込まれた“誰のために何をやるか”という掘り下げを教育関係者に実践することにしました。
値段設定は悩みに悩みました。
高すぎても来てくれないだろう、、
かといって安過ぎてもモチベーションが上がらない、、
試行錯誤の末、無難に「2時間で5000円」という価格設定にしました。
しかし実際に受講して頂いた方に「この内容で5000円じゃ安すぎる!」と言われて倍の1万円を渡されました。
僕は自分の価値を、自分で見誤っていたんです。
“まだ経験も浅く未熟だし、、”
“相場を考えたらこのくらいが妥当かな、、”と自分自身の価値を他の誰かと比べたり、活動年数や習熟度に自信がないため文句を言われない価格にしてしまったんです。
けどそれは何より自分自身に失礼な行為だった。
確かに年数は浅いかもしれませんが、沢山の失敗経験を積んできたし
教員じゃないけれど、製薬会社で培ってきたノウハウが僕にはある。
自分にしかできない仕事は必ずあるんです。
僕は次こそ自分の価値を、ちゃんと自分自身で決めることが出来ました。
今回は値段設定というわかりやすい話題でお伝えしましたが、これがどんなカタチでもいいと思います。“尊厳を取り戻す”それがこれからのテーマな気がします。