正直に心の中を打ち明けます。
ここ最近、僕の心は弱っていました。
先日の講演会をきっかけに、色んなところでロータスや私の名前が世に出て見学の方やお問い合わせが殺到しました。
岡崎市の外れでやっている僕の草の根活動を、毎日誰かが見に来てくれる。それ自体はとても有難いことで嬉しいんですが、日々どっぷりロータスの雰囲気に浸かっていた僕は忘れていました。
僕等が世の中で言えば“少数派”だということを
まだまだ世の中の大半の人達は「不登校は問題だ」と捉えてるし。もっというと「本人の甘え」だし、「怠けてるだけ」としか思われていない。
だから来る人来る人
「ここから実際に学校に戻る子はどのくらいいるんでしょうか?」
と“既存の学校こそが正規ルート”であり、それ以外は休憩場所や一時待機所のような見方なんです。
自分が人生かけて死物狂いでやってきたことは、1mmも世の中を変えちゃいなかった。
そんな現実に、己の無力さに
心が折れそうになっておりました。
わかっています、こんな何も知らない若造がたった3年やっただけですから。沢山の先輩方がもっと血の汗流してやってきた上に今があるのは承知しています。悔しいけど単に自分が甘かっただけだし、どこかで驕っていたんだと思います。
独りで勝手に打ちひしがれて、参ってしまっただけのダサくて情けない話しだから誰にも言えませんでした。
でも、僕は独りじゃなかった。
「真央くんとロータスのおかげでどれだけ救われたか…」
「俺に出来ることがあったら何でも言ってくれ!いや、もう言われなくても協力するからさ」
「そんな真央さんだからみんな力になりたいんだよ」
不甲斐ない自分に降り注ぐ
心に沁み渡るみんなの一言一言が、どれだけ僕を救ってくれたか。
嬉しくて、感謝しかなくて、
気付いたら車の中でボロボロ涙が出てきて。
お恥ずかしい限りなんだけと、親御さんの前でも泣いたりしちゃって。
無力なんかじゃねぇだろ!!って
こんなに沢山の人達が後ろで支えてくれて、俺のために動いてくれてさ
何が無力だ、
格好つけんなよって
自分の心に強めのビンタをお見舞いしました。
すると、心にモヤモヤ纏わりついてたものがスーっと落ち着いてきました。
一歩一歩だよな。
天才やスターじゃないんだから
俺らしく、泥臭く
周りの人たち頼りながらさ
みんなが「不登校問題」って言ってる子たちはこんな凄ぇ子たちなんだよ!
数値とか、グラフとかで測んないでくれよ!って
もっともっと声を出さなきゃ
うん、やれることはもっとあるはず。
あーー
頑張ろ!!!!!