今回絵本の村でお手伝いをさせてもらってわかったことがある。
それは“繋がりこそ力”だということ。
正直作業はどれもかなりハード
30度超えの蒸し暑さの中
根っこと石だらけの土を60cmも穴を掘ったり
重い石運んだり
解体作業をしたり
え、これ時給でないの?と思わず口走ってしまいそうになるくらい。
でもそこには銀ちゃんの理想と夢が詰まってる。
“誰もがお金の心配することなく、安心して暮らせる村をつくりたい”
目的があるからこそやらされてやってる人なんて1人もいなくて、疲れたらいつでも休んでいいよっていう安心感がある。大人も子どもも笑顔でのびのび過ごしている。
汗と土で泥だらけの顔で、みんな笑って輝いてるんだよ。
僕はこの人達の中にこそ、村作りの本質があるんじゃないかと思う。
せっかく銀ちゃんに会えるんだから色々教えてもらおう!家作りや自給自足について学んでこよう!
そう意気込んで来たけど、本当に大切なのは“どんな人達と村を作りたいか?”なのかもしれない。
自然に負担をかけないようにとか
自然農法で野菜を作るとか
麻漆喰で家を塗るとか
それはハウツーだから確かに大事かもしれないけど、本質じゃない。
やっぱり一番は『人との繋がり』だ。
隣に居てくれる人はどんな人がいい?
どんな人と一緒にご飯を食べれたら幸せ?
言葉じゃなく
数でもなく
目に見えない繋がりなんだ。
絵本の村に集まる人達はとにかく皆いい奴ばかりで、年齢とか性別とか肩書きで人を判断しない。ある意味純粋過ぎるくらい純粋な人達なのだ。
それ故に皆生き辛さを抱え、ここに辿り着いたのかもしれない。
「僕は優しい人達が救われる社会にしたい」
高校生がバスの中で話してくれた。
世の中良い人ばかりが貧しかったり、損をする。そんな不条理を変えたくて、絵本の村にやってきたのだ。
まだ社会に染まってない綺麗な眼差しをしながら。
どうか彼の夢が叶いますように。
何故だかわからないけど、涙が出そうになった。こんな学生がいるならまだまだこの日本は大丈夫だ。
俺も負けてられない。
帰ったら早速動くでな。
絵本の村のみんな、銀ちゃん
本当にありがとうございました!!
愛してるぜーーー🩷