「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

東近江市長「不登校、大半の責任は親」発言に関して

東近江市長の発言が世間を賑わせてるらしいです。僕的にはこういったアンチフリースクールコメントは大歓迎。改めて何故フリースクールが必要なのか?を世間に考えてさせてくれる良い機会だから。


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詳細はこちら↓

「不登校、大半の責任は親」発言の東近江市長が取材応じる「フリースクールで楽しんでいる子どもを見たら、雪崩現象を起こすかもしれない。私は問題提起した」(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

 

・「不登校、大半の責任は親

・「無理して無理して学校に行っている子に対してですね、『じゃあフリースクールがあるならそっちの方に僕も行きたい』という雪崩現象が起こるんじゃないか。」

・「フリースクールって、よかれと思ってやることが、本当にこの国家の根幹を崩してしまうことになりかねないと私は危機感を持っているんです。」

等が主だった市長のご発言

 

よくロータスにおじいちゃんおばあちゃん世代の人達が来ると同じようなご意見を頂くのでよくわかります。←サラッと失礼なこと言う

 

 

 

この世代の人達には

“我慢することが美徳である”

“社会性とは規律や躾である”

等のプログラムがインプットされています。

 

今の大人達が「好きなことだけやってたら大人になってから苦労する」って皆が口を揃えて言うのは裏を返せば

 

好きなことだけで生きている人達を認めてしまったら“今まで我慢して苦労して生きてきた自分の生き方”を否定することになるからなんです。(←※ここめっちゃ重要!)

 

でももう時代が違うじゃない。

YouTuberとかママさん起業家とか、当たり前のように好きなことして幸せに生きてる人達がゴロゴロいるじゃん。

 

だから不登校の子ども達はそんな旧式な大人のプログラムを気付かせようと必死に好きなことだけしかしません。実は固定概念カチカチの大人達にとっては超有り難い存在なんですけど、それに気付けてない大人達は認めたくない。自分の価値観を改める代わりに色んな方面に責任転嫁します。

 

だから「大半の責任は親」発言も市長は後に「安易にフリースクールを認めた文科省が問題」と撤回してます。

 

親は学校のせいにして

学校は親のせいにして

自治体は国のせいにして

 

そうやってこの国は変わらずに何年も何年も同じところをグルグル回ってるんです。

 

 

もう責任を誰かのせいにするのやめにしません?

 

「発言を撤回しろ!」とかマイナスなことばかり言ってたら責任転嫁ばかりしている今までの構造と変わらない。本当に市長だけの問題なんか?周りのおじいちゃんおばあちゃんだって同じようなこと子ども達に言ってない?

 

ぶっちゃけ人が何言ってるかとかどーでもいい。

 

アンタが何するか?

それでしょ

 

子ども達を幸せにしたいなら

アンタがやりたいことを

やるべきことを

小さいことから始めようよ。

 

 

親も学校も自治体も国も

みんな1人1人大人の集合体じゃん。

 

だったら1人ずつ変わればいい話でしよ。

 

そろそろ“我慢や苦労しなくても生きてるだけで愛されていい”し“好きなことやって幸せに生きてていい”んじゃないかな。

まずは大人達のプログラムをアップデートしようよ。僕はそっちの社会の方が暮らしやすいと思うなぁ。

 

そんな社会だったら子ども達も自殺しないし、引きこらないでしょ?

 

それは1人1人の僕ら大人にかかってる。

僕ら大人達が好きなことやって、自由に幸せに生きていいんだよ。子ども達に新しい生き方の見本を見せてやろうよ。

 

もう議論はいいから手を動かそう。

 

 

俺はそうやって生きていたい。