酷暑も一段落ついて9月に入り、皆さん如何お過ごしでしょうか。僕は毎日奇跡のような出会いの連続で、“あぁこれ、流れにのっちゃってんな”という状態です。
長年勤めた仕事を辞めて、竹と向き合うお父さんがいる。その人と一緒に汗を流し、焼き上がった竹炭を手に取り、共に喜びを分かち合う。
ロータスにふらっと遊びに来てくれた人が、ずっと思い悩んでたお母さんの背中を押してくれて。人生が変わる瞬間に立ち会う。
「ずっとこれがやってみたかったんです」
それまで勇気が無くて二の足踏んでいて、一歩踏み出せなかった。その一歩を踏み出す人達が後を絶たない。僕はそんな一瞬一瞬を目の前で立ち会えてることが幸せでしかない。
「みんなに歌を届けたい」という夢
「竹炭を焼き、地球を救いたい」という夢
「地域の人達のコミュニティカフェを作りたい」という夢
1人1人の人生には、1人1人ちゃんとその人の舞台が用意されている。
でも僕ら大人達は小さい頃から「身の丈にあったことをしなさい」とか「現実を見なさい」って教えられてきたから中々その一歩が踏み出せない。
「こんな私がやっちゃっていいのかな…」
「お金も資格ないから無理だよね…」
そう自分に言い聞かせて、先に舞台に上がった人達を羨んできた。“○○さんだから出来たのよね”と。そう言い聞かせれば自分自身が舞台に上がらなくて済むから。
中々人前で歌えないお母さんに、ロータスにプロの歌い手さんが来てくれた時に話してくれた。「私も最初は緊張して歌えなかったんだよ」と。
最初の一歩は誰だって怖いんです。
そこには“認められたい”とか“良く見られたい”っていうエゴがあるから。等身大の自分を長いこと人前でさらけ出すことをしてこなかった僕ら大人達にとっては、その一歩はとても勇気がいる。
もちろん勇気出しても上手くいかないだってあります。批難されて、当初抱いていた夢が折れそうになる瞬間が何度も繰り返し訪れます。「やっぱりまだ私には早かった」と一度は舞台を降りることもあるでしょう。
それでも何度でも舞台に立って、またマイクを持ち続ければいいんです。
観客席にいるうちは周りに人がいる。自分がその他大勢になって、頑張ってる人を応援する立場でいれば安心なんです。でも舞台上は孤独との闘い。隣には誰もいないから、常に不安が付き纏います。
でもね、
本当にこのまま観客席で人生終わっちゃっていいんですか?
今、僕の隣で舞台に上がっていくお父さんお母さんは半端じゃなく輝いてる。出会った時と目が違う。本当に心から尊敬するし、何よりめちゃくちゃカッコいいし、美しい。
人生は一度きり。
やりたいと思った時が一番最高のタイミングなんです。
失敗してもいい、腹決めてやってみりん。
死にゃしないから。
自分の人生の舞台に立ち続ける。
そして最後のフィナーレを飾って、拍手喝采の中舞台を閉じようぜ。
↑10/22(日)そんなロータスのお父さんお母さんが舞台に上がるよ!マルシェやるから来てね〜♪