虐待等で帰る居場所がない子ども達をお寺で保護する「寺活」をはじめました、今井です。
ただ前回のブログで書いた通り、まだまだお寺で保護まで道は遠く「パン配りおじさん」を夜中の駅前でやっておる次第です。
パン配りおじさんも回数こなしてくると段々と目が養われてきました。
“あ、この子サンダルぼろぼろだな…”
“こんな時間にスーツケース持ってたむろってるのは間違いないな…”
とか直感が冴えてきました。
こんな夜中にパン沢山持って配ってる俺の方がよっぽど不審者なのに、今のところ100%パンもらってくれるんだよね。
それだけ若い子達はお腹ペコペコだってこと。
深く詮索はせずパンと一緒にLINE@のQRコード渡して、「困ったらいつでも連絡してね!」と去る。今の僕ではそれが出来ることの限界でした。
昨日会った子達も「え〜うちら困ってないよねぇ」って1人の子は言ってたけど、お隣に座っていた子の何も返答せず俯く顔が忘れられない。自分からヘルプを出せる子はまだいい。実際は警戒して本当はキツい状態なのに、“助けて”が言えない子が多いことが歯がゆい。
このまま声かけを続けていいんだろうか?
彼ら、彼女らからはどう見られているんだろうか
もちろん夜中にこんな活動してると、いつまでも裏社会の人達も黙って見過ごし続けてくれるとは限らない。夜回り部隊はみんなボランティアだし、僕らの安全も確保しなきゃいけない。
毎回少しずつやり方を変えながら、本当に助けが必要な子たちに食料や居場所を届けたい。
その答えを探しながら、活動を続けていきたいと思います。
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