今回は性教育第三弾として“性被害”をテーマにナーベルプラ座の伏田先生をお呼びして講座を開催しました!
なんせヘビーなテーマなのでどうなるか心配でしたが、支援者はもちろん、学校の先生や一般の親御さんまで幅広いジャンルの方々が真剣に受講して下さいました。
一言に性被害と言っても
デートDV、SNSの二次被害、性的虐待、下着ドロ‥多種多様なテーマがあります。その一つ一つを知り、対策や予防について学びました。
その中でも
✔︎性加害者の8割が過去被害に遭われている
✔︎近年では男子の性被害が表面化してきている
という事実が衝撃でした。少年犯罪で話題になったジャニーさんも、かつては同性から性被害に遭われていたそうです。
“性被害は女性が気をつけるもの”
勝手にそんなイメージを抱いていた自分に気付かされました。フランスの社会実験では女性が手を出されている場合には周りの人が助けてくれるが、男性が手を出されている時にはニヤニヤ笑って遠巻きで眺めているだけで助けてくれない、という結果も出ているそうです。
思い返せば僕も学生時代、通学電車で男性から痴漢に遭ったことがありました。その当時は男の子である自分が「この人痴漢です!」と大人の男の人を告発する勇気がありませんでした。
同性だからこそ、誰にも言えないんです。
世の中に公になっていないけど、きっと沢山の子が恐怖と不安を味わっているのでしょう。
その他にも
•せっかく相談しても「やられる側にも責任があるよね」と言われてしまったケース
•女性社員に何でもかんでも「セクハラですよ?」と言われる職場問題
•同意が大切なのは分かるけど、夫婦間でずっとセックスを断り続けられたらその欲求は何処へ向けたらいいか等など‥
参加者の方々との数々の話題でディスカッションが白熱しました。
女性側の立場と男性側の立場
その両方から考えてバランスをとっていく必要性があると感じました。
知るだけで防げるものがある。
そう信じて。答えは出ない問題ばかりだけど、少しでも当事者意識を持ってもらえたら嬉しいです。
ご参加頂き本当にありがとうございました😊