今日は我らが塚本ガクさんが放課後児童支援員研修会を岡崎でやると聞いて、こっそりスタッフのふりして聞いてきました!(ちゃんと許可取ってます笑)
ガクさんの講演は以前も聞いているんですが、今回もムチウチになるほど頷けるお話を聞かせてもらいました。
↓内容はこちら
こそあどの森さん入園説明会! - 日本の教育を変えるために起業するお話
今回のテーマは【遊びの本質】について
児童館やプレーパークの事例を交えてご講演されていました。その中の一部を紹介します。
プレーパークで子ども達が「イカダを作ろう!」となったらしいです。一番最初に子どもが準備したのはペットボトルとセロテープと蛸糸。察しの通り一瞬で沈没しました笑。びしょ濡れになる子ども達…
ガクさんは「教えてあげた方がいいかな…」という気持ちを堪えながら、黙って子ども達自身が解決する方法を見届けました。
あーでもない、こーでもない試行錯誤して
ようやく出来たイカダ
結果、浮いた時間はたった2分。
イカダとしては失敗作だけど、ちゃんと人を乗せて浮かんだ。再びずぶ濡れになって上がってきた子ども達が言った最初の一言は
「あー楽しかった!\(^^)/」
そんなお話。
児童館では子ども達が「映画鑑賞会をやりたい!」となったらしいです。でも打ち合わせでは映画館のポップコーンが“塩派”か“キャラメル派”かで白熱し、結果来客はゼロ…
それでも子どもは
「あー楽しかった\(^^)/」
と言ったらしいです。
僕たち大人は子ども達の遊びに勝手に「良い」「悪い」をつけてしまいます。
ゲームは悪い!!
泥んこ遊びは良い!!
本当にそうでしょうか?
さっきの2つのお話も、結果は惨敗です。
大人から見たら「無意味な遊び」です。
でもそこには確かに子ども達が自発的に行動し、「あー楽しかった\(^^)/」という素晴らしい結果があるんです。
「せっかくだから…」と大人が介入し、完璧なイカダや満員御礼の映画鑑賞会を作っても、結果満足するのは大人達だけです。
僕たち大人は良い遊びも悪い遊びも、無意味な遊びも
子どもの「やりたい!」を全部等しく認めてあげる。
それが遊びの本質だ、とガクさんは支援員の方達に伝えていました。
正に僕たちが岡崎で作りたいプレーパークや森のようちえんに通じるところです。僕もガクさんのように常に子ども達にとって、どう接したらいいかを考え、失敗しながら居場所作りをしていこうと思います。