「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

「子どもの居場所」に期待しないで下さい

僕はこのブログで、今の子どもたちには「居場所が必要だ」と散々言ってきました。

 学校でも、家庭でもない、第三の居場所。安心してすごせる居場所。僕達がやろうとしている学童クラブやフリースクールもその一つです。


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みなさんはこの場所にどんなイメージをされていますか?

 

 手づくりのあったかい料理やおやつをみんなといっしょに食べれて、宿題を見てくれる学童クラブ。学校に行けなくてもみんな仲よく楽しく外で遊べるフリースクール

そしてそれらが、「子どものたちのためになる、素敵な場所になるといいね」と、この場所にはさまざまなポジティブな効果を期待されていると、僕は勝手に思っています。(勘違いだったらすいません💦)

 

しかし本来居場所というものは、「居ていい場所」。つまりその場所に、そこに通う子には何か特別な効果を期待すべきじゃない、と僕は考えています

 

 食べ物に好き嫌いが多い子、他人と上手く話せず緊張する子、とにかく勉強が嫌いで落ち着きが無い子、黙って周りの様子をうかがっている子、コミュニケーションが苦手な子…

 

それでいいんですよ。

 

 みんなと楽しく食事できるのがよいこと、集中して勉強できるのがよいこと、みんなと仲よく外で遊ぶのがよいこと、と子どもの成長を期待することで、知らないうちにその子の居場所を奪っている可能性だってあります。

 

食育は大切です。

勉強だって大事。

もちろんみんなとコミュニケーションとれることだってとても重要です。

 

 

 しかしそれをしなければならない!したほうがいい!なるべくさせるようにしよう!と大人が介入したとき、そこはただ居ていい場所では無くなります。僕が作りたいのはそんなご立派な“教室”じゃないんです。

 

本当に、ただそこに居てくれるだけでいい。

「あなたのままの、あなたでいい」という理念はお飾りじゃないんです。

 

その子のできる「今」

その子がしたい「今」

 

それを叶えるのが学童クラブ「ロータス」なんです。貧しくても、格好が人と違っても、勉強ができなくても、人とうまく付き合えなくても、居ていい。生きてるだけでいい。

 

僕らはその子が「~してみたい!」と動きたくなった時、行動しようとした時にそっと背中を支えてあげるだけ。そんな子ども達の居場所にしていきたいと思います。



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さぁ今週の土曜です!

こっちには期待して下さい\(^^)/笑

お待ちしてます!

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