「日本の教育を変える」今井真央のブログ

「日本の教育を変える」今井真央のブログ

大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

「自分を生きる」ということ

皆さん、唐突ですが100%自分の心と一致した人生を生きてますか?

 

僕は今まで散々自分を二の次にしてきました。

 

周りから見たら「いや、好き勝手やってるお前が言うか!」と怒られそうですが、自分の中ではまだまだ色んな課題があったのです…

 

大学生の時、自分の学費を稼ぐために大学に行ってる以外はずっとバイト三昧の毎日でした。親の金で毎週のように遊びに行く同級生達を横目に、「くそ!リア充め…」と独り食堂でご飯を食べていました。

 

就職も同じです。

 

本当は夢だった学校創りや教育の分野に行きたかったのですが、その頃はスッカリ“現実はお金でしょ”という価値観になっており、安定した職を探しました。

 

サラリーマンになってからは「家族のため」でした。

 

周りから“幸せな家族”に見られるように、とやりたくない仕事を続け、自己犠牲を繰り返し、本当の自分の心にずっと蓋をしてきました。

 

だから僕が脱サラを決意したとき、周りから猛反対をされました。

「どれだけ恵まれてると思ってるの!?」

「みんな我慢して仕事してるんだよ!」

「せめて子どもが成人してからにしてよ!」

 

世の中は“我慢が美徳”です。

自分を圧し殺して、家族のため、奥さんのためと日々奮闘することが立派なお父さんの条件です。

 

自分の母は正にそんな母親でした。

自分の時間は無く、息子のため“やり甲斐なんて二の次”な仕事を長年続け、女手一つで立派に息子二人を育てた人です。

 

そのお母さん(僕にとってはばあちゃん)も自己犠牲の塊のような人でした。おばあちゃんが自分の趣味に没頭しているところなんぞ一回も見たことがありません。いつも孫の僕達のために自分の人生を捧げてくれた人でした。

 

僕はそんな自己犠牲の連鎖に終止符を打とうと思いました。

 

もう何かのために自分を犠牲にするのを辞める。

自分の人生だから、100%自分に一致した生き方をする。

 

それは傍から見たら「ただのワガママ」や「無責任」に思えるかもしれませんが、自分の人生に責任をとりたいだけなんです。

 

きっと世の中のほとんどが我慢しているから、人が好きに生きようとするのが許せないんです。

 

 

だから僕は毎度お馴染みなんだけど、矢面に立つ。今までの正論で攻撃される。

 

万人に理解されようと思って生きてない。

何人か本当の仲間がいればやっていけることを知ったから。

 

 

 

それでいい。

 

 

 

さぁ、自由な学校の代表として

誰よりも自由で軽やかに

自分の人生を楽しむとしよう。

 


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強さの倍、弱さと向き合い、さらけ出す

何を隠そう、今私はメンタルトレーニングの真っ最中でございます。

思えば今までのブログも、本来の自分より大きく見せようと書いていたのかもしれません。

 

格好良く、強く見せたい。

 

離れている人達に「俺って上手くいってるぜ!」って思わせたい。そんな心の内が現れているような記事を書いていました。

 

今、そんな自分自身の心に勝手に創り上げてきた承認欲求と闘っています。

 

 

向き合えば向き合うほど

誰にも言えなかった格好悪い、ちっぽけな自分が見えてきます。

 

“良い旦那と思われたい”

だから自分を犠牲にしてまで家事に育児に必死になってやってきました。だから嫁さんのたった一言の小言で涙が溢れて崩壊しました。

「こんなに頑張っているのに…」と嫁さんの一言に深く傷付き、家を出ていこうとすら考えていたのは、全部自分が招いた結果でした。

 

逃げたい

もう辛い

向き合うのに疲れた…

 

そんな弱い自分が顔を出します。

一度それらを正面から全部受け止めてあげる。

もう大丈夫、よくやったよ。とその感情を手放してあげる。すると心がスッーと楽になりました。

 

帰ってから嫁さんとまた話し合う。

本音を言うとビビって震えてる。

 

でも、次は逃げずにちゃんと落ち着いて話せました。こんな自分と一緒に居てくれるだけ器の広い嫁さんは、僕の心の弱さを受け入れてくれました。

 

 

 

背伸びしても

鎧を纏っても

 

本来の自分は伸びも縮みもしません。

 

 

これが自分なんだ。

全て自分の選んできた道なんだ。

 

 

強さをみんなに必死になって伝えるより、弱さと向き合い、さらけ出す方が何十倍もしんどい。

 

でもそうすることで誰がが救われたり、

「自分だけじゃなかったんだ」と

心が軽くなるんだとしたら

 

 

こんなブログでも誰かのためになれるのなら

喜んで書くよ。

 

 

いつも読んでくれて本当にありがとう。

 


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言葉じゃない、生き様で語れ

果たして今の自分の背中は

子ども達の目にどう映るだろう?

 

 

嫌なことに蓋をしてきた自分

 

「俺はこういう人間なんで」と開き直り

苦手な人から逃げてきた自分

 

人が見てるところでは格好をつけて

見てないところでは手を抜く自分

 

 

大きく成長したのは外側だけで

ちっとも中身は変わっていなかった自分。

 

 

 

 

子ども達は全部知ってる。

大人と違って肩書きや上辺だけの言葉に騙されてくれないから。

 

彼らには嘘や見栄なんてすぐに見透かされてしまうから。営業マンの時に身に着けたお世辞やスキルなんてとっくの昔に捨てました。

 

 

みっともない自分を全てさらけ出して、真っ向から向き合わないと

彼らの耳に、僕の言葉は届かない。

 

 

僕が子どもだったとき、心を動かしたのはいつだってそんな真っ直ぐな大人達だった。



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正論や綺麗事なんて真っ平御免。

その人が生きてきた姿勢だけでいい。

 

 

ゴミが落ちてたら誰が見てなくてもサッと拾う人。

呼吸するように困った人に声をかけられる人。

大きな組織の中で理不尽なルールに縛られても、誰かのために自分の出来ることを精一杯やる人。

世間の当たり前や常識と、傷だらけになりながら闘い続けている人。

 

 

人生が変わるほどの、感動を覚えたのは

ちっぽけだった自分を強く育ててくれたのは

 

そんな人達が周りに居てくれたから。

 

 

 

今の自分はどうだろう?

1分1秒、子ども達に胸張れる生き方が出来ているだろうか?

 

常に自分に言い聞かせる。

 

 

 

もう俺も32歳

そろそろ筋肉だけじゃなく、精神も鍛えるときがきたね(-_-;)

 

 

母さんへ

自分の中でずっと逃げ続けてきたこと。

それは自分の家族。

 

大人になって、お利口さんぶっている今の自分だけじゃなく

心底みっともなくて、暗くて、弱い自分を知っている母親。

 

 

32年間、僕は母親と面と向かって向き合えずに生きてきました。

 

本当に情けない話なんだけど

良い息子でいたかった

でも、やること全部認めてもらえていないとずっと感じていたこと。

 

互いに歪みあってきたけど

もう一度普通の親子のように、笑って下らない話をしたい

 

 

肩書きや収入ではなく、そのままの自分を認めてほしい

 

 

心の内に潜んでいた感情を、初めて感情的にならず一人の大人として伝えることができました。

 

 

 

人様の家族に偉そうなこと散々ほざいておいて、自分の家族が辛い時は知らんぷりしていたこと。

お母さんが一番辛いときに側におらず

むしろ距離を置いてしまったこと。

 

その全てを謝りました。

 

 

 

ずっと寂しくさせてごめん。

ずっと心配させてごめん。

 

 

 

親孝行するよ、なんて格好良いことは言えない。

これから一歩ずつ歩み寄っていくから

拒絶せず、怒らず

ゆっくりでいいから受け入れてほしい。

 

 

とことん親の言う通りにしない息子だったけど、たぶんこれからも思う通りには生きないんだろうけど

 

一人の大人として付き合って下さい。

 

 

 

自分への戒めも込めて、文章に残します。

これからも、よろしくね

本音吐くよ、最近心弱ってたこと

正直に心の中を打ち明けます。

ここ最近、僕の心は弱っていました。

 

先日の講演会をきっかけに、色んなところでロータスや私の名前が世に出て見学の方やお問い合わせが殺到しました。

 

岡崎市の外れでやっている僕の草の根活動を、毎日誰かが見に来てくれる。それ自体はとても有難いことで嬉しいんですが、日々どっぷりロータスの雰囲気に浸かっていた僕は忘れていました。

 

僕等が世の中で言えば“少数派”だということを

 

まだまだ世の中の大半の人達は「不登校は問題だ」と捉えてるし。もっというと「本人の甘え」だし、「怠けてるだけ」としか思われていない。

 

だから来る人来る人

「ここから実際に学校に戻る子はどのくらいいるんでしょうか?」

と“既存の学校こそが正規ルート”であり、それ以外は休憩場所や一時待機所のような見方なんです。

 

 

自分が人生かけて死物狂いでやってきたことは、1mmも世の中を変えちゃいなかった。


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そんな現実に、己の無力さに

心が折れそうになっておりました。

 

わかっています、こんな何も知らない若造がたった3年やっただけですから。沢山の先輩方がもっと血の汗流してやってきた上に今があるのは承知しています。悔しいけど単に自分が甘かっただけだし、どこかで驕っていたんだと思います。

 

独りで勝手に打ちひしがれて、参ってしまっただけのダサくて情けない話しだから誰にも言えませんでした。

 

 

 

でも、僕は独りじゃなかった。

 

 

 

「真央くんとロータスのおかげでどれだけ救われたか…」

「俺に出来ることがあったら何でも言ってくれ!いや、もう言われなくても協力するからさ」

「そんな真央さんだからみんな力になりたいんだよ」

 

 

不甲斐ない自分に降り注ぐ

 

心に沁み渡るみんなの一言一言が、どれだけ僕を救ってくれたか。

 

嬉しくて、感謝しかなくて、

 

 

気付いたら車の中でボロボロ涙が出てきて。

 

 

お恥ずかしい限りなんだけと、親御さんの前でも泣いたりしちゃって。

 

 

 

無力なんかじゃねぇだろ!!って

こんなに沢山の人達が後ろで支えてくれて、俺のために動いてくれてさ

 

何が無力だ、

格好つけんなよって

 

自分の心に強めのビンタをお見舞いしました。

 

 

すると、心にモヤモヤ纏わりついてたものがスーっと落ち着いてきました。

 

一歩一歩だよな。

天才やスターじゃないんだから

俺らしく、泥臭く

周りの人たち頼りながらさ

 

みんなが「不登校問題」って言ってる子たちはこんな凄ぇ子たちなんだよ!

数値とか、グラフとかで測んないでくれよ!って

もっともっと声を出さなきゃ

 

 

 

うん、やれることはもっとあるはず。

あーー

 

 

頑張ろ!!!!!