「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

“社会と繋ぐ”スクール卒業後を本気で考えてみた【セカンドスクール】

日中は学校以外の選択肢として「セカンドスクール」を運営しています、今井です。

 

セカンドスクールでは義務教育期間(小学生~中学卒業まで)毎日通うスタイルでやっています。僕にはスクールを始めた頃からずっと頭を抱えていた課題があります。

 

それは「スクール卒業後、どうしていくか?」という問題です。


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前提として自己肯定感が完全に高まった状態で卒業する予定なので、「どう生きていくかは本人が選び決定するもの(どのような生き方をしても尊重する)」という方針で子ども達には接しています。

 

今回は親としての立場として考えました。

 

どんなに大切な我が子でも、いつかは自分の足で歩いていかなければいけません。

 

「好きなことばっかりやってきた子が本当に社会で自立できるのか?」

「居心地の良い環境しか知らないこの子が、色んな大人達がいる世の中でちゃんとやっていけるのか?」等々…

 

親としては当然の悩みだと思います。

まだ半年間しか経っていないので「うちのスクールに通った子はこれだけ輝かしい生き方をしている」みたいな実績はありません。もちろんその子にとって幸せな人生は、学歴や就職先なんかでは一概に表せません。

 

イエナプランや、サドベリー、その他海外の先進的な教育をどれだけ忠実に日本に持ち込んでも、結果的に殆どの卒業生が生きていくのは日本の社会です。

 

だから日本の社会がどうなっているか?

自分の住んでる地域ではどんな人達がどんな仕事をしているのか?

目指すべき仕事をしている人達は何に喜び、どんなことに苦しんでいるのか?

それらを知っていれば、より自分の歩く道に自信が持てると思います。

 

どんどん外に出て、地域社会と繋がり、色んな生き方があることを知ることが出来る。そんな学校にしたいんです。

 

フットワークが軽く、学びを色んな角度から捉えることができる。民間フリースクールだからこその強みがあります。

 

卒業するときには、「僕はこの道でいいんだ」と自信と勇気をもって歩めるスクールにしていきたいと思います。

 

 

 

岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス
岡崎市緑丘小学校すぐ!
学校以外の選択肢として8:00~15:00までセカンドスクールも開校しています!

一般社団法人BLOOM
お問い合わせはこちらまで↓
bloom0927@outlook.com

 

縦割りだから学べること【セカンドスクール】

日中は学校以外の選択肢として「セカンドスクール」を開校しています、今井です。

 

最近また上の子が「保育園行きたくない!」と主張し始めました。保育園の下駄箱までは行けるんだけど、そこから前に進めない。今日に至ってはポロポロと静かに涙を溢しておりました。小さな身体で一生懸命訴えるその姿を見たら「いいよ、無理しないで休もっか」と言わずにはいられませんでした。

 

そんな流れでセカンドスクールの子ども達と過ごすことに。1人だけ4歳で、後はみんな小学生以上のお兄ちゃんお姉ちゃんばかり、彼は上手く遊べるのでしょうか…

 


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「ホラ、危ないよ。一緒に行こう」

セカンドスクールのみんなは急な坂道で転びそうになる我が子を、何度も支えてくれました。決して邪魔者扱いすることもなく、かといって過剰に構ったりすることもなく、他のメンバーと同じように接してくれました。

 

親として、そしてセカンドスクールの子ども達と毎日接するスタッフとして胸がじんわり熱くなりました。

 

自分の子だからとか、人の子だからとか、大人だからとか、あまり関係ないんです。僕はセカンドスクールの子ども達のそんな姿に、とても多くのことを学ばせてもらっています。

 

 

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手作り凧挙げ大会!【森のようちえん】

毎月親子で自然保育活動をしています、今井です。

 

2020年一発目の森のようちえんは「手作り凧飛ばし大会!」

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早速凧挙げのプロ、“親分”こと平木先生に教わります。

僕はロータスで培った知識を基にカイト凧や和凧、ダイヤ凧など様々な凧があることをご紹介させて頂きました。

 

早速作ってみよう!

 


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親子で協力して作っていきます。


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みんな好きなイラストを書いてました。

男の子は大好きな車

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中には激渋「令和凧」なんかも✨

それにしてもみんな個性があって面白い!


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飛ばすのが難しいダイヤ凧に挑戦するお母さん、上手く飛びますように

 

さぁ作れた人から校庭に出て飛ばしてみよう!

 

(殆ど風が吹いていないけど、飛ぶかなぁ…💧)

 


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「おぉ~!めっちゃ飛ぶ!!✨」

僕の心配を余所に、子ども達は上手に飛ばしていました。

「こっちから風来てるから、皆こっち来るといいよー!!」と風下を捉えて見事に操っていました。ひとたび風が止むと「うぉー!」とグランドを駆け回って落ちそうな凧を復活させます。

 

 

するとみんな1月なのに汗まみれ!(^^;

「あー楽しかった♪」

こうして大満足に凧挙げを終わることができました。


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食後は近くの製材工場を見学させて頂けることに。普段中々入ることのできない工場に子ども達も興味津々!

中ではたまたま名古屋の学童クラブに使われる「板倉作り」の材料を精製していました。


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「この輪っかが“年輪”っていいます。木の年齢がわかるんだよ」と教わると皆一生懸命数えていました。

 

 

 

遊んで学んで、とても濃い1日になりました\(^^)/

次回2月は雪が降ったら雪合戦をやりたいと思います!今年は暖冬だから出来るかな!?

今回ご参加下さった皆様、やまびこの会の皆様、本当にありがとうございます!!

 

またみつわ広場で会いましょう♪

 

 

 

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保育士試験に合格しました!

日中は学校以外の選択肢「セカンドスクール」を運営しています、今井です。

 

遡ること一年前…

保育士資格、とったるで!! - 「日本の教育を変える」今井真央のブログ

学童クラブをやる上で、必要な「児童支援員」という資格を取る必要がありました。しかし、その資格をとるには「保育士」の資格を持っていなければいけませんでした。

 

じゃあまとめて取ってやる!

 

と意気込んだはいいものの、9教科もある筆記試験。更に実技試験にも合格しなければいけません。

やるからには一発で合格してやる!

僕はロータスの立ち上げをしながら朝3時に起きて半年間猛勉強をしました。4月に迎えた筆記試験…残念ながら1教科の、1問だけ不正解で不合格になってしまいました。

 

で、でも、後期試験がある!!

 

諦めずに再度勉強し、残りの1教科を絶対に落とすまい!と最後の追い込みをかけました。

 

その結果…

 

10月の筆記試験には無事合格し、12月の実技試験にもなんとか合格しましたァ!!!



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(実は前期で落とした問題は後に不正があったらしく、本当は前期試験で合格していたらしいっす…💧)

 

6割以上で合格なんですが、実際はかなりギリギリラインの科目が多く勉強不足でした💦

 

資格は取ってからがスタート!

 

この資格に恥じないよう、実地で学びながらスキルアップを図っていこうと思います(^_^)

 

 

 

壁や枠を作って安心したいのは大人の方【セカンドスクール】

学校以外の選択肢として「セカンドスクール」を運営しています、今井です。

 

最近読んだ本の中で一番グッときた本があります。

 

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

 

「みんなの学校」でお馴染み木村先生が書いてる本なんですが、首が取れるくらい頷ける内容でした。

 

障害のある・ないで分離することで子ども達同士で差別的意識が芽生えてしまう。

→例えば支援学級の子が普通級の子ども達から「お前、あのクラスだろ?なんでここで遊んでるの?」みたいな事を言われたりする。

 

障害の診断名がつくことで安心したいのは大人側。

→本当にその子の気持ちに寄り添っていれば「なんで他の子のように出来ないの!」とギャップに苦しむ必要もない。

 

障害のある子を「普通に近づける」のではなく、周りの意識を変える。

→可哀想なのは障害のある子ではなく、障害のある子を差別する人々の心。だったらその人々の価値観を変えればいい、というのが「みんなの学校」の目指す教育。

 

この本の肝心な部分は決して特別支援学校や支援クラスの否定ではないところです。むしろ問題なのは一部の学校関係者しか関わることのできない公立学校のシステムである、と書いてあります。その課題を解決するために地域の人やボランティアを沢山巻き込む「みんなの学校」を考案したんですね。

 


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セカンドスクールにも様々な子がいます。学習障害ADHD の疑い、HSC等々…

でもそれらの子どもが1つの空間で、なんの問題もなく自由に過ごしています。

 

みんなそれぞれ「ちょっと違う」

でもそれが当たり前で、お互いに認め合っています。

 

まだまだ「みんなの学校」のようにはいきませんが、もっと沢山の方々を巻き込みながら一緒に創っていきたいと思います(^-^)

 

 

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