学校を作りたいと思ったのは大学生の頃。
風呂上がりになんとなく情熱大陸を見ていた。
そこで特集されていたのが「よみたん自然学校」だった。
よみたん自然学校
代表 : 小倉 宏樹さん
神戸に生まれ、灘高校から東大。そして総合商社「丸紅」に就職する。誰もが羨むエリートコース。しかし小倉さんは日々サラリーマンをやっていて、ある事に気付く。
「誰かの真似はすぐ出来るけど、自分で考えて行動することができない」と
何故なのかと考えた結果、それは〝教育〟だという考えに行き着き、会社を辞めて環境教育の道へ。NHK大河ドラマの 撮影跡地の古民家をリフォームして「よみたん自然学校」を設立。
現在は20名の幼児クラスと数名の小学生クラスで運営している。俺はすっかり小倉さんの生き様に惚れてしまった。そしていつか見に行きたい、と思っていた。
そんな念願のよみたん自然学校に、ついに行くことができた。
僕の目標とする人、人生を変えてくれた人。
どんな人なんだろう…
ドキドキしっぱなしだった。
初めてお話したがとってもクール。静かにそしてゆっくりと、僕の話を聞いてくれた。ついつい嬉しくてペラペラ話してしまったが、小倉さんはしっかりと聞いてくれていた。
そして小倉さんがようやく話し出した。
ここまできた経緯や苦労話。行政や親との付き合い方。そしてこれからの教育について話してくれた。
静かだがとても内側にある熱い想いを感じた。
その中で僕がもっとも響いた言葉
〝その全てが子供のためかどうか〟
常に現場で動いており、楽しい部分も苦労した経験も
全てこの一言に凝縮されていた。
そして最後に「仲間の大切さ」について教えてくれた。
「辛い時や、逆境の時。自分の意思に共感してくれたり賛同してくれている仲間のおかげでここまで来れた。」そう小倉さんは語ってくれた。
もう胸の中はボイラー室のようにすっかり熱くなってしまった。自分の求めていた答えがここにあった。運命的な出逢い。
小倉さんとはそこまで話し込むことは出来なかったが、とても大事な事を教えて頂いた。一見当たり前の事かもしれない。しかし実際に経験し自らの手で道を切り開いてきた人が話すと重みが全く違う。その一言は胸の奥底にズシンと響く。そんなパワーを感じることができた。
1泊2日のテント泊弾丸ツアーだったが
お金では決して手に入れられない経験ができた。
森のようちえんを一緒に作ってくれる仲間を探してます!是非一度ご連絡ください^_^
moriyou.summerblue@gmail.com