「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

子ども達にどんな未来を残すか

昨日の緊急生配信では沢山の方が参加して頂き、熱い議論を繰り広げました。遅い時間に関わらずお付き合い頂き、本当にありがとうございます🙏

 

さて、今回の自伝のテーマでもある

「未来に何が残せるか」

 

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ロータス会議で、子ども達に聞きました。

 

 

ロータスは自己責任」ってみんな言うけど、どんな認識で言ってるの??

 

 

 

「おもちゃ壊されても待ってきた子の責任」

「危ない遊びして怪我しても自分の責任」

 

子ども達は自分の考えを発言します。

 

 

 

じゃあ目の前で困っている子がいても、それは「自己責任」で片付けていいってこと?

 

 

自分で言ってて恥ずかしくなるけど、残念ながら我々大人はこの便利な言葉で多くの困ってる人達を切り捨ててしまっている。だからこそ、子ども達の意見を聞きたかった。

 

 

 

‥‥

 

 

「物とか怪我は自己責任だと思うけど、困っている人がいたら助けたい」

 

 

 

そう教えてくれたのは以前学校で友達からハブにされて、虐めに遭っていた子だった。

 

 

僕は返す言葉がなかった。

大人が迷走し、辿り着くことのできなかった答えを子ども達は知っていたのだ。果たしてどっちが本質的だろうか。

 

 

 

 

ロータスで前にスイッチのコントローラー無くした時はみんなが探してくれた。僕は何でもかんでも自己責任だとは思わないよ。」

 

いつも無くし物が多くて困っている子も、“何かあっても助けてもらえる”というマインドだった。子ども達は既に新しい時代を生きていた。

いつまでもメディアで人の失態を袋叩きにしている場合じゃない。有名人や政治家の失言に、異議を訴えている場合じゃない。

 

 

 

我々大人達が、この子達に残せるものは何だろう?

 

 

既に彼らの方がよほど精神性が高く、本質を捉えている。文字通り“ただの大きい人”という意味の大人にはなりたくない。

 

 

 

僕は本を通して皆さんに問いかけたい。

子ども達に伝えられるものは何なのか?を

 

 

「◯◯にランチ行きましたー!」とか「うちの子が大学合格しましたー!」と身内ネタで盛り上がるのも結構だけど、そろそろ本気になって考えてみませんか?

 

1人1人が本気になって考え、自分の出来ることをやって動けばこの世の中は必ず変わる。

 

 

僕はそう信じてる。