サイハテの旅初日
ある人に
「サイハテ見に行った方がいいよ」
と言われ、飛行機を取ってGW中に行くことにした。意気揚々と出発し、早くもやらかす。
セントレア行きの直通電車「ミュースカイ」だと思っていたら普通の急行乗ってた。
「ずいぶんゆっくり行くなぁ」なんてのんびりしてたら搭乗手続き間に合わず、7:35発の次が17:35発しかない。
“まぁ追加料金もかからないし、ここはセントレア楽しんでゆっくりしろっていうことかな!笑”
と自らの過ちを(多少無理くり)前向きに変換。
新しく出来た銭湯みたいなところで住人かのように居座り、風呂に入り、飯を喰らい、漫画を読み、惰眠を貪りまくった。
もう何度目かわからないサウナに入り、整いまくっていると、もはや旅の趣旨すらどうでもよくなる。
「あぁ〜もう幸せ‥」
おっとそうこうしている間に出発一時間前!
同じ過ちを繰り返すほど馬鹿ではない。
無事に搭乗手続きを済ませ、飛行機→バス→電車を乗り継ぎサイハテ村のある「三角駅」に到着する頃には21:30を回っていた。
真っ暗な無人駅で独りポツンと思いきや、サイハテからなんとお迎えに来てくれた。(しかも運転手さんの隣には小さな娘さんも乗ってた)
今まで乗ったどのタクシーよりも居心地の良い運転手さんで、早くも期待値が高まる。
そしてあり得ないくらい真っ暗で街灯もない、喋ってると舌噛みそうなくらいの悪路の中を走り
「ここがサイハテです」
名前の通り本当に“最果て”だった。
朝から全然身体動かしていないのに、移動でなんか凄い疲れていた。
ゲストハウスのお兄ちゃんから「今日バーベキューやってるからお肉食べれるかもよ?」と有り難過ぎるお誘い。お腹ペコペコな私に住民の皆さんがお肉様をご馳走してくれた。
もう夜も良い時間なので少ししかお喋り出来なかったが、サイハテ村のおもてなし精神を満喫させて頂いた。とにかく皆超優しくて良い人←雑な感想
僕の旅は、まだ始まったばかりだ。
つづく