4泊5日で北海道にある「メノヴィレッジ長沼」に行ってきました!

↑早速放牧されている羊さん達に餌付けする。
代表はレイモンドさんと明子さんのお二人。
今回は全国の生産者が集まる大地再生のワークショップにお邪魔させてもらいました。

「土を耕したり肥料を入れて変えようとするのは人を変えようとするのと同じこと。」
レイモンドさんから教わったのは〝まず土を知ること〟

実際に畑を掘って触ってみる。
匂いや虫、根っこの状態をよく観察する。
硬さや雑草の糖度を調べて、〝今自分にできること〟を考えていきます。

cover cropという色んな種類の緑肥の種を撒き、多様な根っこを張り巡らす。
「土の中の根っこが多様であればあるほど微生物が多く住み着く」
あえて耕したり肥料を入れなくても、どんどん土は豊かになり大地の恵みを我々に与えてくれます。
レイモンドさんは人間関係も同じと教えてくれました。
✔︎無理に変えようとしない。
✔︎多様性を受け入れる。
✔︎見えるものだけでなく、見えない環境を大切にする。
土について学んでいたはずのに、そっくりそのまま同じことが人間関係に置き換えることが出来る。
一日のほとんどの時間が経済活動に追われてしまい、いつのまにか暮らしや環境のことを考える時間がなくなってしまった我々現代人には耳の痛い話です。
暮らし✖️経済✖️環境
それぞれを切り離して考えずに、バランスよく生活する。日本の自給力を支える北海道の生産者の方々が仰っていました。
「僕らは生産性を落とすことは出来ない。でもその中でどれだけ環境のことを考えることが出来るか」
自分達の暮らしのためちゃんと稼がなくてはいけない。でも、環境にとって大切だと思うことを考え実践し続ける。現場第一線の方々からその覚悟を感じました。

北海道の大自然を肌で感じ、満期してきた5日間でした。さぁ何から始めようか、小さい一歩を歩んでいきたいと思います。
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