「社会という怪物」と格闘する人々への希望
シンコミュニティ論
✔︎エコヴィレッジやシェアハウスなど、なんでもいいけどコミュニティが作りたい!!
✔︎以前作ったけど上手くいかなかった‥
✔︎今いるコミュニティが変になってきてる‥
などなど、僕を含め多くの人が悩んでいると思います。
「コミュニティは水のようだよ、そこにいるメンバーや時期で大きく変わる」
サイハテコミュニティマネージャー
坂井勇貴
銀ちゃんの絵本の村や熊本のサイハテなど、遠くまで足を運んで実際に運営するコミュニティを見てきた自分でもそれを言語化するにはとても難しいものがありました。
“自分達は特別な存在で、意識レベルが高い集団だ”
よくありがちなのはそんな意識高い系コミュニティ。前世では有名な革命家だったとか、見えないものが見える能力があるとか、龍が感じれるとか言い出して意識レベルの高さをひけらかす。そこまでいかなくても“私達はいい人だ”という人達が集まるとコミュニティは崩壊していくらしいです。
何故なら自分達が特別な人(もしくは良い人)だと思い込んでいると、そうでない人を排除しようとするからです。
無理にいい人を演じなくてはいけない雰囲気になる。皆んな本音を我慢してるからサボったり、見えないところで手を抜こうとする人間のもつダメさを許せない。するとトラブルが出た時に正論で叩こうとしたり、排除しようとするんです。
本当に持続可能なコミュニティはむしろ人間が持つダメさを認め合っていることが多いんです。
•遠慮なくダメっぷりを出せる。
•思ったことを我慢せず本音で伝え合える。
•トラブルとちゃんと向き合うことができる。
能力や仕事ぶりを評価するのではなく、その人の存在に価値があると認め合う。
ここに居ていいんだ、安全なんだ。と思えることがベースにある。コミュニティ作りの前提としてここが守られていないと成り立たないんです。
この本にはもっともっと大切なことが沢山書かれています。是非ご一読してみてくださいね^_^