「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

NEXT チャレンジ!~おら、こんな“村“創るだ~

2019年3月に脱サラをして、3年の月日が経ちました。あっという間な気もしますが、とてつもなく濃厚だったと思える日々でした。

ブログでずっと書いていますが、当初目的としていた「学校を創る!」という僕の夢は沢山の人の支えがあって実現し、今では多くの子ども達が元気に通っています。

 

時間割りもなく、テストもない

誰からも評価されない自由な学校

 

何度も脳内でイメージしていた光景が、今現実となりました。子ども達が毎日楽しそうに駆け回り、笑っています。

そんな学校が本当に創れたんです。

 

夢を叶えるために必死になっていた頃を振り返ると、その夢を叶えたという達成感よりも

周りで助けてくれた人達の優しさの方が身に沁みます。

 

恩師の先生が引退試合の後に送ってくれた

“夢を叶えることよりも、それまでの道のりが重要なのだ”

という言葉の意味を、今ひしひしと感じています。

 

 

しかし夢を一つ叶えた僕は、大事なことを見落としていました。

それは“教育を選べる社会を創る”と豪語しておいて、その教育機関が有料であるということです。

 

民間のフリースクールを経営する以上、施設維持費、スタッフの人件費、活動費…諸々お金が発生します。補助金は頼れませんので全て親御さんから頂いた大切なお金で運営しています。

 

すると当たり前ですが、経済格差が生じます。

 

「下の子も入りたい!って言っているんですが、経済的に難しくて…」

 

兄弟が沢山いるご家庭。

片親世帯。

それらの方々のご相談に、僕は明確な答えを出せずにいました。

 

“とりあえず今通ってくれている子を大切にしよう”

“実際、運営上しょうがないしな”

“他のフリースクールだって有料だし…”

頭の中でそんな言い訳をしながら、入学してくる子ども達を迎えておりました。

 

ただ、僕にはそのモヤモヤを無かったことに出来るほど器用ではありませんでした。

 

 

 

様々な書物を読み漁り

僕は学校を創れば、教育は変えられるという考えに固執していたことに気付きました。

 

お金に頼らない生き方もあります

学校じゃなくても教育はできます

多様性を大切にしながらも孤立化しないコミュニティが必要だと…

 

 

そこで、思い付いてしまったんです。

 

 

 

村という小さな社会(コミュニティ)を創り、そこから変えていこう!と

 

 

 

今から山をみんなでお金を出しあって買い、そこを村にしていきます。子ども達の遊び場やコミュニティハウスを創り、そこで畑や田んぼを育てながら半分自給自足して皆で生活を営んでいきます。

旧態依然とした概念に縛られた村ではなく、新しい価値感や多様性を常に受け入れながら本当に大切なものを皆で守れる村にします。

 

そこには先生やスタッフなんかいなくて

 

お客さんもいないから1人1人が“自分ごと”

 

学校や病院で人任せにすることが出来ない代わりに、そこでの生活全部が学びになります。本当の意味で“生きる力”が身に付くんです。

 

「またぶっ飛んだこと言って…」と鼻で笑われるかもしれませんが

 

 

 

この話をし始めてからあれよあれよという間に事が進んできました。そして似たような考えの方々が集まってきました。新しい時代の流れが動き出したのかもしれません。

 

 

僕1人ではお金も労力も全然足りません。

ただの夢物語です。

 

でも仲間がいれば必ず出来る。

僕はロータスを立ち上げるとき、沢山の失敗と引き換えに仲間の力を頼りに夢の叶え方を学ばせて頂きました。

 

不可能なんてない。

諦めずに登り続ければ必ず山頂は見えてくる。

 

でも仲間を信じれなかったり、自分を過信して焦ると必ず失敗する。そのことを痛いくらい経験してきました。

 

今度こそゆっくりでいい

1つ1つ

結果を焦らず、

その道中を楽しみながら仲間と村を創っていきたいと思います(^_^)

 


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