寂しいのだよ、僕が
いつも「保育園行きたくない~」と言って朝ダラダラしていた君が
ご飯溢して「しょうがないなぁ」って言って拾ってた自分が
少しずつ消えていく。
君が自分で荷物を準備して、いつしか自分の棚だけじゃなく、友達の棚の場所までちゃんと覚えて。
一番下で甘えていた君が、
自分より小さい子の面倒をみている。
本来嬉しいはずなのに。
僕の足の後ろでモジモジしていたのに、今では「バイバイ」ってすぐ友達の輪の中に入っていく。
そんな成長していく君の姿に、なんだか涙が出そうなくらい寂しいんだ。
あと何回こうして送り迎えができるんだろう。
あと何回一緒に出かけてくれるんだろう。
きっと思っていたよりもっと早く「友達んち行ってくるねー」と言われ
僕の手を離れていってしまうんだろう。
父親として出来ることなんてちっぽけだ。
限りあるこの一瞬を
手を繋いでくれるこの時を
大事に大事にしていかなきゃな。