フリースクール、森のようちえん、そしてプレーパークをしている今井です。
有難いことに岡崎市役所の子ども育成課の方からお声かけて頂き、NPO 法人ファザーリングジャパンさんとの座談会に参加してきました。
今回の座談会テーマは「パパの育児について」
まずは父親目線での子育て状況について話し合いをしました。
当日の資料はこちら↓
分かりやすい指標だと「育休取得」
お母さん業界新聞のアンケート調査でも93%のパパが育休取得に賛成なのに、実際の取得率は10%弱です。法改正もされていますが、このギャップをいかに埋めるかが今後の課題にもなっています。
お母さん方からのご意見では
・やっている人は十分やっている。やらない人はずっとやらない。→二極化している
・「俺は家事やっている」の実態は風呂掃除とゴミ出しくらい。父親だけで集まって話しても本当の課題解決にはならない。
等々痛快なご意見を頂きました。
他にも「子ども見てて!」と言ったのに本当に見てるだけで何もしない。オムツすら代えられない状況を見て「これは自分でやった方が早いな…」と諦めムードになっている。なんてリアルなお話もありました。
男目線だと、どうしても育休取得率等の目に見えた成果にこだわってしまいますが、実際は目に見えないことの方が重要な気がします。
若い人には少ないかもしれませんが、40代以上のパパさん達には未だに「外で稼いでいるからそれでよし」という価値観があるのは事実です。
ただ働きながら一生懸命子育てしているお父さん達もいます。
・「正直子どもと2人きりにされてもどうしたらいいかわからない。言い方は悪いけど家事や仕事に逃げてしまった方が楽」
・「育休復帰してからまたワンオペに戻ってしまった…。土日に取り戻す感じになっている」
・「結局“ママ、ママ!”になってしまって寝かしつけさえも出来ない…」
というパパ達の悲痛な叫びも聞こえてきます。
父親だけの目線で育児を語ってはいけないし
お母さん達にも理解してもらう必要もあります。
この課題をどう解決していくか?
皆さまのお力を貸して下さい\(^^)/