僕は絵本が好きです。
色んな絵本を読んできましたが、五味太郎さんの絵本は結構好きです。
先日図書館でプラプラしていたら五味太郎さんの著書「勉強しなければ大丈夫」に出逢いました。
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五味太郎さんらしい独特な視点で子ども達を取り巻く教育問題を指摘していました。
・学校のシステムに合わない子
・学ぶのは嫌いじゃないけど、勉強が嫌いな子
もし自分の子が当てはまれば一度読んでみてもいいかもしれません。
特に僕が共感したのは“勉強人”と“学習人”の違いについて
【勉強人】
✔️試験のために勉強するので、テストが終わればほとんど忘れちゃう
✔️広く浅く知識を“憶えてる”だけなので具体的な話になると自信がない
✔️対応するのに努力をする。対応力だけが身に付く。
✔️「無理しても努力して励むこと」が原動力になっている。一夜漬けや仕事漬けが好き。
✔️自分の子どもにも勉強を強要する。競争に勝つことを重視する。
【学習人】
✔️自分が好きなものを気が済むまで学習する。
✔️狭く深く知識を“探求する”ので、具体的な話になると夢中になって話せる
✔️わけらなければ聞いて学習すればいいと思ってる。興味があるとすぐ熱中し、反応することができる。
✔️「楽しいからどんどこ学ぶ」が原動力になっている
✔️つまらないことにこだわる楽しさを重視する。その楽しさがわかってもらえなくても気にしない。
ザッと挙げてこのような違いがあります。
勉強人が社会を創るとつまらない、ギクシャクした環境が出来る。今の学校は勉強人しか作れない。だから学習人がのびのび育つことができる環境が必要だと書いてありました。
自分や自分の子はどっちかな?
何かの参考になれば嬉しいです(^_^)