今回もホームページに書ききれなかった裏話をご紹介します。
最近「焼き芋大会！」や「餅つき大会！」とイベントしてますが、個人的には森のようちえんの本質はあくまで“自由遊び”だと考えています。
みつわ広場に猿の骨や、鹿の骨が落ちていて、子ども達は大はしゃぎ！笑
しかも水洗いしてお土産にしてました(^-^;
きっと帰ってからお母さん達困るんだろうなぁ笑
自分より小さい子が泣いていたらスッと手を差し伸べる優しさ。異年齢だからこそ、普段の保育園では決して見ることの出来ない成長が間近で見られます。
これも森のようちえんならではの光景です。
ひたすらてんとう虫を観察する子。
そしてそっと側で見届けてくれるお母さん。
実はこんな時間が一番見ていて嬉しくなる。なぜなら普段なかなか出来ない貴重な時間だからです。
これが普段だったら
買い物中だったり、次の用事だったりして急かしてしまうんです。
「ほら、そんな事してないで早く行くよっ！」
とつい言ってしまう。それは集団行動しなければいけない保育園でも同じです。
でもこの子にとっては一番集中力を発揮して
「次どんな動きするんだろう…」とか「なんで背中こんな模様してるんだろう…」と本気で学んでいる大事な瞬間なんです。
こんな事言ったらアレですが、
餅つきや焼き芋なんて、このてんとう虫観察に比べたら“ついで”みたいなもんです。
僕が森のようちえんをやってるのは、こんな名も無き遊びを大切にしたいからなんです。
その子のペースでいい。
みんなと同じじゃなくていい。
「あなたのままのあなたでいい」
これからも子どもの大切な“今”のために、僕は活動を続けていきたいと思います。
