前回までのあらすじ↓
行政をどう巻き込むか? - 日本の教育を変えるために起業するお話
行政を巻き込むには“話の出来る熱い行政マン”を見つける必要があります。
そこで今日はお世話になっている杉山議員と岡崎市役所子ども部保育課のトップと「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」の件でお話してきました。
「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」が設立されました! | 信州やまほいくの郷
以前もお話した通り、このままいけば森のようちえんや野外保育団体はどんどん狭きところに追いやられていきます。
最終的に僕は日本を変えたい。
そのためにはまずは愛知県、いや岡崎市を変えなくてはいけないんです。だから今日、本音ベースで役所に相談に行きました。
僕らの要望は何も「森のようちえん続けたいから岡崎市としてこの自治体に加盟して補助金出せやぁ!!」じゃないんです。(ゼロじゃありませんが笑)
森のようちえんに限らず、「市と民間が共に手を取り合い、森と自然を通して子ども主体の学びや育ちを支えていきましょう」って話なんです。
具体的な話ももちろんしましたが、あくまで僕らはこのスタンスで話をさせて頂きました。「既存の保育に選択肢を増やしたい!」この言葉を何回も使って杉山議員と共に訴えていきました。
もちろんこちらの要望だけでなく、過疎化が進む額田地域の活性化や少子化対策にも繋げることができると岡崎市のメリットも提案していきました。
しかし現実はかなり難しいものでした。
「それはうちの課ではなかなかお応えが…」
「認可外保育園でしたら指定の基準が…」
「現状では何もお応えが…」
のオンパレード💦
保育課はあくまで“既存のカタチの保育内容にしか関与出来ない”といった姿勢でした。
たらい回しにされるのはごめんなので「次回1月までに窓口を作るか、ご相談できそうな方と繋げて下さい」と杉山議員が締めて下さって今回は終わりました。
自治体ネットワーク未加入は東海3県で愛知県だけです。もちろんいきなり長野県や鳥取県のように独自の認証制度が出来るとは思ってもいません。
でもこの姿勢は“無し”でしょう
僕はハッキリ最後に言いました。
「岡崎市が動かなくても僕たちは野外保育を続けることは可能です。でも誰かが声を挙げて変えないと結局損するのは物言えぬ子ども達です。これからの時代を支えていく子ども達のためにも、誰もが教育が選べる世の中にしたいと思っています」と
5年かかるか、10年かかるか
はたまたもっと時間がかかるかもしれません…
でも子ども達のためだから僕達はやる。
それがBLOOM です。