僕のミッションは「日本の教育を変えること」
つまり“教育を誰もが自由に選べる”カタチにすることです。僕が考える教育ってのは必ずしも「どこかの学校で勉強しましょう」って訳じゃないんです。笑顔で自分らしく生きていける居場所なんです。大袈裟なことではなく、本当にただそれだけ。
だから認可とか無認可とか本来どーでもいいっちゃいいんです。大切なのは“その場所がその子にとって笑顔で自分らしくいられる”かどうかです。それはその子によって違っていい。だから選べるカタチにしたいんです。
でも困ったことに、教育が親を選んでしまっているのが現状なんです…
例えば、森のようちえん。
今のままでは森のようちえんに子どもを預けることができる親は本当に限られています。
・ある程度ちゃんと収入がある家庭。もしくは「お金かかっても連れていきたい!」と思える親
・森のようちえんの必要性を認識している親。そしてパートナーにある程度理解を得ている家庭。
・週数回当番に入れる親。
・車で毎日送迎できる範囲に森のようちえんがあること。また15時くらいに誰かが迎えにいける体制であること。
逆を言えば
・働きに出ているシングルマザー
・働きに出ているお母さんがいる共働き夫婦
・夫婦どちらかが反対している家庭(金銭面含め)
・森のようちえんが送迎できる範囲に無い親
この人達はどんなに森のようちえんが好きで行かせたくても無理なんです!
それは僕の目指す教育を選べるカタチじゃないんです。行ける地域の限られた親しか受けれない保育スタイルになってしまう。これからの時代、社会進出するお母さん達が増え、今よりももっと共働き夫婦は増えます。シングルマザーも身近に増え続けています。
結果、数年後には「あぁ森のようちえんね。素晴らしいとは思うけど…うちは無理だわ」となる気がして仕方ないんです。
ただお金払うから「預けっぱなし」
お金もらうから長い時間「預かりっぱなし」
を良しとする訳じゃないんです。
ただ「心から素晴らしいと思っているのに物理的に森のようちえんに行かせられない」親を放っておくのは、僕はしたくない。
僕の母はシングルマザーでした。
お金も本当に無いので、もちろん毎日朝から晩まで働いていました。それでも、それでもなんとか自然の中でのびのび遊んでもらいたいと、毎週末僕達を泥だらけになって遊ばせてくれました。
だから今の僕がいる。
僕はそんなシングルマザーや
もっともっと働きたい!世の中の役に立ちたい!という共働き夫婦のためにも
安心して子どもを預けることができて、その子も笑顔で自分らしく過ごせる居場所を作りたい。
そしてそれが当たり前の日本にしたいんです。
まずは100%じゃなくても小さく始めます。そして同時に行政や市に働きかけて少しずつ100%に近づけていきます。
止まらないよ、日本変えるまでは