今日は岐阜県にある完成したばかりの企業主導型保育園を視察してきました。
看板なし、一見すると本当に個人経営のカフェのようにひっそりとありました。
完全木造の落ち着いた雰囲気で、とってもオシャレ✨
細部にもこだわりが詰まっていて、一つ一つ社長が丁寧に説明して下さいました。
「大企業よりも、地域で少人数でも頑張っている中小企業のために保育所を作りたかった」と仰るだけあって本当にお人柄溢れる素晴らしい方でした。
ただ提携したい企業が殺到して、今はお断りしている状態のようです。やっぱりニーズはあるんですね。
僕のお話もさせて頂きましたが、企業主導型を森のようちえん化するには大きな壁を感じました。
それは企業のニーズは0~2歳児で、森に出かけるスタイルでは3~5歳児が対象になる点です。
実際に働いているお母さん達が預けたいのは0~2なんです。事実他の企業主導型もその年齢層までを定員としているところも多いです。しかし僕達がやりたいのは森のようちえんスタイル。広いフィールドに出かけることができるのは歩けるようになってからです。
ここにとても大きなギャップを感じました。
「じゃあ自分達で設計までやって、森の中にいるような保育所にすればいっか!!」とも思ったのですが、そんなお金はどこにもありません。
「君達の好きなようになっていいよ!」という超太っ腹な社長が現れてくれたら最高なんですが…😅現実は難しいですね。
しかし一方で大変有難いお話を頂いているのも事実です。
それはまた後のお楽しみ、ということで(^^)v