昨日、今日と自然体験活動のリーダー研修に参加してきました!
NEAL | 全国体験活動指導者認定委員会 自然体験活動部会
参加者もその道30年の大ベテランの方から、大学生ボランティアまで様々で、なにより講師陣が素晴らしい!!✨
座学はほんのちょっとで1日のほとんどが外に出て実地体験がメインでした。
地層の話から、植物の生態、木の特性…
森を歩きながらインストラクターの方に色んなことを教えて頂きました。
↑葛の花。根っこはあの「葛根湯」に使われる。
ガイドの方が個性豊か、知識や経験豊富でめちゃくちゃ楽しい!!
しかし先生達には知識や経験よりも、小さなものでも「あ、これなんだろう!?✨」と見つけ、子ども達と一緒に発見する楽しみを共有することが重要だと教わりました。
個人的に面白かったのがナイトハイク。
懐中電灯片手に夜の山を散策しました。
この先生、山に入る前から既に虫への愛情が半端ない!!笑
正直言って1日中森を散策して
「また山かよ…どんだけ行くねん💦笑」
と思っていましたが、先生の熱弁で一気にワクワクがMAX になりました。
例えば今まで僕は「バッタ」だったら、それっぽい形してたら全部「バッタ」と思ってました。
しかし先生曰く「バッタ目」だけで18種類もいるらしいです!!蛾なんて1700種類ですよ!もう知りたくて堪らなくなりました笑
その他にも
コオロギとキリギリスの間の「コロギス」なんてのもいるらしいとか
バッタの中にも「モドキ」と呼ばれるやつは背筋がピシッっと真っ直ぐだとか
先生に質問すると鳴き声だけで、「これは○○だね、うん」とか言って教えてくれます。←もはや素人には全く違いがわからず笑
もうとにかく終始先生の昆虫愛が止まりませんでした。最後なんて「先生、いい加減そろそろ帰りますよ!」とか言われる始末(笑)。学校もこんな愛情たっぷりの先生が授業してくれたら間違いなく面白いのにな。
でも恐らくこんな尖った授業は普通の公立校では出来ませんし、受験にも役にたちません。だから僕が学校を作って生徒から「昆虫について知りたい!」と言われたらまず真っ先にこの先生を呼びたいと思います。
勉強や、学びは「興味、感心」があってからこそ頭に入るもの。
勉強がつまらなく感じてしまうのは、その分野に興味がないからなんですね…
その順番が逆になっている現代だからこそ、僕は「教えない」学校を作りたいと思います。