僕は企業主導型保育園にこだわってる訳ではありません。「森のようちえん」をなんとしても仕事として続けたいだけです。例えばですが、奥さんがバリバリ働いて家族4人を養える収入があるとします。そしたら僕はのんびり自主保育団体を作って、好きな人達と好きなように子育てを楽しみます。奥さんが帰ってくるまでに完璧に家事を済ませておける自信があります。
けど実際は違います。
共働きと言えど、僕がしっかりと生計を立てないと行けません。来年度保育無償化の煽りを受けながら森のようちえん事業だけで食べていくのは至難の技です。早く認可をもらえないと厳しいのが現実です。
そこで出たのが「企業主導型保育」という選択肢です。でも世の中こんないい制度があれば悪用する団体が出るのも当然です。
都内「助成金漬け」保育園、ずさん経営の末路 | 子育て | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
助成金取るだけとって、子ども達は適当に「寿司詰め」にして放置。保育士の給料も未払い!?
そんな保育園があるのも現実なんです。こんな大人達がいるから、つまらない世の中だと子ども達は悟っちゃう。本当は熱い大人だってちゃんといます。
2018年2月16日 東京都千代田区立麹町中学校視察 - ワークライフバランス推進|プロ集団
公立学校でも立ち上がる素晴らしい大人達がいるんです。教育に携わる以上、お金儲けよりもっとやらなければいけないことは沢山あります。
もちろん稼ぐのも、事業を続けていく上では確かに必要です。
でもだからこそ僕は万人受けは狙いたくないんです!!
「なんとなくいいなぁ」で大勢入園してくれたはいいけど、かすり傷だけで
「オタク一体どういう保育されてるんですかぁあぁ!!!!💢」
とか言う親なら本末転倒です。
最悪、長年先人達が築き上げてきた「森のようちえん」が風評被害に合うかもしれません。
だからこそ骨の髄から理解して
「ここなら夜勤追加してでも入れたい!」
と言ってくれる親に来てもらいたい。
「トッキントッキン」で結構。
(名古屋弁で尖っているという意味らしい笑)
その“尖り”を欲している親に来てもらえる保育園を作りたいんです。
信念は曲げません。
10人説明会に来て、9人帰っても
残った1人の家族にとって最高の環境なら、それでいいと思ってます。