おかビズの帰り、一緒に保育園立ち上げをやっている浅岡さんから連絡がきました。
「早速岡崎で介護施設やってる代表の方に明日アポとったよ✌️」
僕も行動力ある方と思ってましたが、世の中にはとんでもない人もいるんですね笑
秒速で「是非ご一緒させて下さい!」と返信しました。記念すべき最初に会う社長…
一体どんな人なんだろう?
考えたらワクワクであまり寝れませんでした。
そして次の日、僕の想像を遥かに超えるとんでもない人と会うことになる。
代表取締役の水野さんは一見清楚でお上品な奥様だけど、お話したら人間としての深さと器の大きさが半端じゃありませんでした。水野さんは4歳のお子さんがいらっしゃるときに独立し、有限会社「のぞみ」を立ち上げました。今は30人規模の有料老人ホームと80人入れるデイサービスを経営しているバリバリの社長さんです。
広大な敷地と、細部までこだわりが詰まったまるで旅館のような木造の温かい施設。入居者が予約待ちなのも一目見て納得しました。
理念の「笑顔」に偽り無し、というくらいスタッフの方も明るく笑顔で接して下さいました。
そんな成功者である水野さんに、僕達のやりたいことを話しました。
経営者としても、シングルマザーとしても沢山のご苦労を経験してきた水野さんにとって、森のようちえんは一体どう映るのだろう…
緊張とワクワクで何を話したかあまり覚えていません。
結果、浅岡さんと一緒に3時間半にも及ぶ、熱い話し合いになりました。水野さんは幼少期、岐阜県中津川で毎日森のようちえんのような環境で育ってきたそうです。僕達のやりたい事に大きく頷き、とても賛同して下さいました。そして水野さんの口から願ってもいない言葉が出ました。
「その保育園さ、うちがやるとしたらいくらでできるの?」
今日はあくまで森のようちえんと企業主導型保育所の事を知ってもらい、必要としている企業を聞ければラッキーと思っていた僕達は、あまりの返答に嬉しすぎて戸惑ってしまいました。
「次回までにもっと具体的に調べてきます!」と言って帰ってきてしまいました。営業マン失格です、僕は肝心な時に駄目ですね(TДT)
でもそれだけ企業主導型保育園は、企業にとってニーズがあることがわかりました。
これは間違いなくいける!!
と直感的に感じました。
森のようちえんを企業主導型保育園で実施する。そんな前代未聞なことを、僕達はやるわけです。もっともっと勉強して、しっかり理念を固めておかなきゃいけません。失敗は次に活かす!!
そして置き土産に水野さんから、ある方に繋いでもらいました。
その人が、さらにとんでもない人だったのです…
つづく