森のようちえんの生みの親、「野遊び保育みっけ」代表 内田幸一さんのお言葉です。
30年間野外保育を現場第一線で切り開いてきたお方です。その一言の重さは計り知れません。
僕はこれから、大企業を辞めて学校作りに命を賭けます。
嫁と子ども2人を死んでも食べさせていかなきゃいけません。趣味でも、ボランティアでもありません。立派な仕事として成立させます。
仕事を成功させる条件。
「ヒト・モノ・カネ」は前々から言われています。最近では「場所・情報」も加わっているらしいです。
そこで、今回僕がやりたい事業をこの条件に照らし合わせて考えてみました。
①ヒト
まだ僕しかいません。1人では僕が倒れたらそこで試合終了です。
ボランティアスタッフを募集するのも手ですが、まずは腹の底まで理念を共有したコアスタッフが最低3人は必須です。そしてシフトを組めるスタッフが10人はいないと回りません。
②モノ
この場合、顧客です。週末なら人は集まりますが、平日で毎日となると恐らく0~3人くらいしか集まる気がしません。事業として成立させるなら最低でも10人以上いなければ僕の家族は路頭に迷います。
③カネ
一番厄介なやつですね。僕は2人の男の子と奥さんを養う必要があります。無認可では生き残れません。認可を取るなら施設要件を満たした“箱”が必要になります。その施設を作るために最低でも2000万は必要です。そのお金はどうするか?企業型にするにしてもアテはあるのか?毎月の収入は?利益は?
考え出したらキリがない💦男は辛いよ…
④場所
どこに建てるかです。市内から30分を越えると来ないと内田さんに言われました。今の活動場所では間違いなく園バスが必要になる地域です。じゃあ園バスの費用はどうする?運転手は?
⑤情報
これは一番なんとかなりそう!幸いチラシとか作る最低限の技術はあるし、SNSの情報スピードには定評があります。広報なら任せろ!
さぁさぁ問題は山積みです。
ヒト・モノ・場所は今の活動を続けていけばある程度目処は立ちます。大事なのは考え続けること、そして歩みを止めないことです。失敗と幽霊は怖くない!
問題は金ですよ。
こればかりはなんとも…
まずは他の団体に所属して経営を学ぶ必要があります。お金に対して僕は素人同然なので、理想は経営、経理に強い人を仲間にすること。僕が出来ないことは人に頼る!
施設をどうするか?
よみたん自然学校のように古民家改築するか…
はたまた野遊び保育みっけさんのように融資をつけるか…
これをなんとかしないとお話になりませんね。なんかいい場所ないかなぁ(^-^;
まずは出来ることを地道に一つ一つ重ねる。
イベントの回数を重ね、他の団体ともコラボして知名度と活動の質を高めます。
スタッフと園児が集まって場所の目処がついたら、開園する。
少子化、保育園無償化、家族の理解、周りの協力…
壁は高いし、時代は逆風。
じゃあやめるか?
答えは“NO ”です。
この壁を越えることが出来た時、僕の周りにいる子ども達の笑顔が見えるから。
僕は絶対諦めません。