今日は世の中にほとんど出回る事のない「MR 」の話をします。MR とはmedical representativeの略。医薬情報担当者という意味です。
一般的な営業と違い、人の命を左右する薬を扱うため、まず「MR 認定試験」という試験に合格しないといけません。何冊も難しい医療関係の本を読み、ようやくその試験に合格しても定期的に社内試験があります。平均点にいかない人は毎回レポートを提出しなければいけません。
そしてお客様は「医者」です。
社会的にも地位が高く、頭もキレます。
はっきり言って、長年現場で経験を積んでおり毎年論文を書いている先生達に、自社の薬の営業をかけるのはとっても勇気が必要です。勉強をしていないとお話しにもなりません。
先生の一言は絶対です。
どんな無茶ぶりでも飲み込むのがMR です。
土日に新城に住んでいる先生から
「バーベキューするから炭買ってきて~」
と言われた時はマッハで飛んでいきました。
また先生の奥さんの買い物に1日中付き合わされた経験もあります。もはや下僕ですね笑
何故そんなお仕事を今まで続けてきたと思いますか?
単純にお給料が良いからです。
みんな辞めないのは、ルート営業で時間の自由もあり、お給料が沢山貰えるからです。MR をやっている方で働く理由が「やりがい」なんて言ってる人は見たことありません。
普通のMR は薬の処方権がある先生にばかりアプローチします。だから頻繁に営業をかける必要がありますし、嫌われたら終わりです。
僕は先生の下僕になっている事に嫌気が差して、奥さんやスタッフさんばかり話してサボっていました。すると奥さんや看護師長さん達が先生に言ってPC に登録されている指示薬(胃薬だったら◯◯社の薬みたいなオーダー画面)にうちの薬を上書きしてくれました。
結果的に僕はそんなに営業に行かなくても、トップクラスの成績を維持しています。ボーナスも同い年のサラリーマンに比べたら倍以上貰っています。
でも、そんな事本当にどーだっていいんです。
前も言いましたがトップ営業マンなんて会社の数ほどいるし、僕が辞めたところで僕の下の人がトップ営業マンになるだけです。僕の代わりは腐るほどいます。
その証拠に僕はつい最近まで、自分の人生なのに生き甲斐も無く、ただクソつまらない毎日を送っていました。
与えられた仕事を、ただこなしてお給料を貰って生活をする。そんな日々に慣れきっていたんです。
でも、今の僕は違います。
明確な目標が出来て、その実現に向けて毎日とてもキラキラ輝いています。
本当に当たり前なことなんですが、
自分の人生は自分以外変えることができません。
だからあらゆる選択を人のせいにしないで、自ら決めるのが一番だと気付きました。例え年収が大幅に落ちたとしても、自分しか出来ない価値のある仕事をしたいと今は思っています。
もし、このブログを見ている方で
「はぁ、今日もなんとなく終わっちゃたな…」と思っている人がいたら
一緒に世の中変えてみませんか?
後先考えるのもとっても大事ですが、まずはご自身の“今”をキラキラしたものにしませんか?
その選択肢に森のようちえんを加えてくれたら僕は嬉しいです(^_^)
やりましょう!今すぐ