「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。30歳2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

僕のセンスオブワンダー

 

センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

 

 野外保育のバイブルと呼ばれているこの本。

「センスオブワンダー」はガンを宣告された著者が生涯最後に書き上げた作品です。「知ることは、感じることの半分も重要ではない」というフレーズはとても有名です。

 

僕にとっても子どもの頃の「センスオブワンダー」があります。僕が今でも記憶に残っている思い出のほとんどが自然を通した体験です。

金太郎飴のように誰でも同じような楽しさが味わえるテレビゲームは、生涯記憶に残る思い出にはなりませんでした。

 

小学生のとき、夏休みに自然教室に通わせてもらいました。そこではキャンプをしたり、川遊びをしたり、皆で歌を唄ったりしました。そこで僕の担当だった“げんじ”という女性のキャンプリーダーに、淡い恋心を抱いてしまったのも未だに覚えています。一瞬一瞬がキラキラしていた頃の思い出です。

 

中学生の時、反抗期でちょいグレてた頃。

自分の家の屋根にこっそり登り、夕焼けを飽きるまで眺めていました。真っ赤に燃えて沈んでいく太陽は本当に綺麗で、今でも瞼の裏に焼き付いています。それはまるで自分のモヤモヤを溶かしてくれる魔法のようでした。

 

高校生の頃、友達とかなりデカイ川をせき止めて1日中遊んでました。夕方に飛んで来るカゲロウを捕まえて釣竿に付けて沢山の魚を釣りました。“時間が止まればいいのに”。と本気で思っていたくらい楽しかった。

 

大学生の頃、アメフト部で先輩に“可愛がり”に合い、1ヶ月部屋から出れなくなった時。知り合いのおじさんに連れられて槍ヶ岳に登りました。山頂からの絶景を見た瞬間、悩みが全部吹き飛んだんです。「自分の悩みが如何に小さかったか」人間なんて本当にちっぽけなんだと思い知らせました。この経験がきっかけで、僕は自分の人生を取り戻すことができました。

 

 

僕は元々勉強が苦手だったため、森や自然の中にすぐ逃げ込んでいました。そして周りの人より多くの時間を自然の中で過ごしてきました。

なぜ自然だったのでしょう?

 

僕が誰のモノでもなくなるからです

 

山を歩いていると、何も考えなくなります。すると次第に僕は自然の一部に溶け込んでいきます。イジメにあった僕も、帰ったらスポーツ推薦なのに退部するという現実も関係ありません。本当に「あるがまま」の自分がそこにいるだけです。それがとても心地良かったんです。

 

社会人になってサーフィンを始めました。

波が無くて乗れない日も、ただプカプカと浮かんでいるだけで何もかも忘れられます。どこまでも続く地平線を眺めているだけで、地球上に自分しかいないような不思議な感覚になれるんです。仕事で大失態した事なんて、すっかり海に溶けて無くなってしまうんです。

 

僕は植物の名前や、虫の種類を沢山知っているわけではありません。サーフィンだって全然上手じゃありません。

 

でも常に人と比べられ、“競争”を強いられるこの時代で

 

今、僕は自分を失わずに真っ直ぐ生きています。

 

それは自然で多くの時間を過ごしてきたからだと思います。だから森のようちえんを知った時、自分で始めたいと思ったんです。

 

 

 

 

 

森のようちえんに来る子ども達は、優秀な子どもでなくていいんです。

 

どんな時代でも自分を見失わず「センスオブワンダー」を持っている。

 

どんな時も小さな幸せを感じられる

 

そんな子どもであって欲しいと思っています。