食べ物をあげないってわけじゃありません。
今子ども達は毎日沢山の知識という名の“ご飯”を与えられてます。
早いうちから英語に慣れるのが重要!とママ友から聞いた奥さんが、以前ディズニーの英語教材を買いたがっていました。しかも10000円もするやつ。
近頃じゃ「もう英語は遅れてる!これからは中国語だ」なんて声も聞こえてきます。
いやいや、プログラミングでしょ!
いやダンスでしょ!
もう子どもはお腹一杯です。
栄養過多がおきています。そうなると何が問題か?人間の基盤となる骨や筋肉が追いつかず、倒れてしまいます。
結果、現実ではどうなると思いますか?
これは厚労省が発表した正式なデータです。
ご覧の通りイジメや問題行動が増え、不登校は右肩上がりです。
教育を一方的に与え続けたツケが回ってきました。
必要なのは「与える」ではなく、子ども自ら欲するまで「飢えさせる」ことです。カラカラになれば何もしなくても、遊びから子どもはぐんぐん吸収します。
でもさすが日本です。この現実を野放しにするほど馬鹿ではありません。
「保育所保育指針」が約10年ぶりに改定され、2018年(平成30年)4月に施行されたことはご存知の方が多いと思います。
「え?なにそれ」と思われた方のために僕が超簡単にご説明します。
幼児教育・保育の基本
・環境を通して行う
・主体的な生活、自発的な活動としての“遊び”を重視
勉強や小学校に入る準備なんて一言も書いていません。大事なのは「環境」と「遊び」と書いてあります。また「主体的」や「自発的」とわざわざ書いてあります。与えるだけではいけないことがしっかり明記されてます。
そしてもう1つ
今までの保育指針では、保育所の役割は「保育に欠ける子どもを(家庭の代わりに)保育する場」に限定されていました
今回の改定で「子どもを保育すること」はもちろん、「保護者を支援・指導すること」が保育所保育指針に反映されました。
もうおわかりですね?
森のようちえんはこの国が定めた新しい指針にガッチリ沿ってます。
子どもが主体となって、自然という環境で遊びを通して学ぶ。そして親も“見守り待つ”ことで子どもと一緒に成長する。
これが森のようちえんです。
怪しい団体でもなければ、一部の自主保育活動ではありません。ゴールは一般的な保育園が目指す保育指針と全く同じです。
だから安心してください。僕はこれからこの教育を選択肢の1つにします。今は知らない人も多いし、正式な認可も取れていません。でもいつか本当に保育園か、森にするか、最初にどの親も考えるような世の中に変えてみせます。
しかし一人では出来ません。皆さんが一緒になって、まずは岡崎から変えませんか?いつでもご連絡お待ちしてます\(^^)/
moriyou.summerblue@gmail.com