先日サマーブルーの体験会に来てくれた僕の奥さんから、森のようちえんに対して指摘を頂きました。
今回の体験会は僕が無理に勧めたわけじゃなく、初めて嫁さんが「行ってみようかな」と言ってくれんです。
本当に嬉しかった。
でも同時にとても緊張しました。
始めたばかりの頃は「そんな保育にわざわざお金出して来る人の気持ちがわからない」とまで言っていた人が、いよいよ僕の企画する体験会に来る気になったんです。いつも参加してくれているご家族のように肯定的ではありません。果たして嫁さんは森のようちえんに対する見方がどう変わるんでしょうか?
実際に体験会が終わった後、勇気を出して聞いてみました。
「子ども達が楽しそうで良かった」と言ってくれました。そして
「でもこの活動が子どもにとって、どうメリットになるかわからない…」
と不安の声も教えてくれました。大変貴重な意見です。
習い事や塾ならば、結果が見えやすいんです。“テストで何点上がった!”とか“ピアノが弾けるようになった!”とか成果が形になって見えるからです。
森のようちえんは真逆です。
一見するとただ子ども達が泥だらけになって遊んでいるだけ、絵本を読んで帰るだけです。でもそこにはちゃんと人間として一番大切な“根っこ”の部分が成長してます。だから目に見える成果が出るのは何年も先です。「森のようちえんで育って良かった」なんて思えるのは大人になってからかもしれません。ボーイスカウトや自然教室で育ってきた僕自身そうでしたから。
嫁さんとしてはその他にも「安全面が不安」という指摘も受けました。車から出た瞬間にでかいスズメバチに襲われて恐かった。一度カートから下の子が落ちて危なかったと。
後者は僕の不注意なので仰る通りですが、スズメバチなどの危険生物は外遊びが主体の森のようちえんでは避けようがありません。前もってリスクマネジメントを勉強して、注意を促すしかありません。
元々嫁さんは付き合っていた当初から
「海は鮫が出るから嫌」
「山は遭難するから嫌」
「紅葉なんて何が楽しいの?」
と言っていたほどの人でした。そんな奥さんと真逆の僕は、“この人にもっと自然の素晴らしさを知って欲しい”と思い色んなところに連れていきました。
その成果もあって体験会では川に入って水をかけ合える程に慣れてきました。時間はかかっても、いつか分かってくれると信じています。
子どもも、奥さんも信じて待つ!!
僕のやってきたことは間違っていなかったと、何年後かに思ってもらえるために。
これからもゆっくり時間をかけて活動を続けていきます(^-^)
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