「日本の教育を変える」今井真央のブログ

「日本の教育を変える」今井真央のブログ

大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

振り返ると、ダメダメパパでした。

下の子が入院して一晩が経ちました。

やることがないので本を読んだり、筋トレしたり…(恐らくベット脇で腹筋ローラーをしてるお父さんはこの病院では皆無でしょうねw)

 

そして子どもの寝顔を見て、ふと自分の子育てを振り返るわけです。

 

 

僕にはちゃんとした父親がいませんでした。

だからいざ自分が父親になった時に、どう子どもと向き合ったらいいか全くわかりませんでした。

とにかく僕は「ちゃんとしなければ!」と思ったんです。

 

 

子どもはやってほしくない事からやっていきます。そこにミカンがあればほじくるし、ティッシュがあればムシャムシャします。

僕は一つ一つ怒っていました。

「これは駄目!」と子どもの手や頭を叩いてしまったことも、一度や二度ではありませんでした。

 

子どものやることを注意し出すと、アラ不思議。小さな細かい事も、どんどん許せなくなってしまうのです。次第にやることなすこと、全部駄目!と言う「ダメダメパパ」になってしまったのです。

 

すると子どもは素直なんですね。

「これは、駄目」と自分で自分のやりたい事を自粛するようになりました。なんだかとってもお利口さんになってしまったのです。

 

 

 

 

 

僕は「あれ?」と思いました。

 

 

 

こんな大人みたいな子どもになって欲しかったのか?と

 

 

 

 

 

違います。本当はのびのび遊んで、固定観念にとらわれない自由な子どもになって欲しかったんです。それなのに僕は「ちゃんと父親をやらなければ!」と勝手に思い込み、自分の常識を押し付けてしまっていたんです。

全力で子育てを頑張っている気になっていたんです。

 

 

私(俺)は子育てを精一杯頑張っているんです!という状態こそ、危険なことに気付きました。そういう時は“こうすればいいのに!”とか“こんなに頑張っているのに!”と子どもに責任転換をしてしまうからです。

過干渉状態です。

 

よく子育てを草に例えられます。

まだ根っこを張っている最中に水をジャンジャンあげると腐ってしまうんですね。昔の僕は「よかれ」と思ってジャンジャン水をあげていました。

 

危うく子どもが腐ってしまうところでした。

 

僕は色々な本を読み、あえて“手を抜く”ことにしました。子どもが喧嘩してても、ティッシュをムシャムシャしても注意しなくなりました。奥さんは急に態度が変わった僕を見て「なんで注意してくれないの!?」

と怒ります。それでも僕は本当に危ない時以外、怒ることはしませんでした。その代わり子どもに問いかけることにしました。

 

そしたらちゃんと子どもも考えてるんですね。怒らなくても、怒鳴らなくても

ちゃんと正しい方向に向かって歩いていきました。

 

無理に子どもを歩かせるのではなく。

子どもに寄り添って一緒に歩いてあげることにしたんです。

 

 

 

 

僕が森のようちえんを知ったのはそんな時でした。大袈裟ではなく、本当に運命を感じました。

僕のやりたかったことはこれなんだ!と直感的に感じました。

 

そして今に至ります。

 

 

 

僕のようなダメダメパパや、ママになってしまう前にみんなでゆったりと見守る保育をしたいと思ってます。

まずは一緒にやってみましょう!

毎回注意していた時よりもずっと、子育てが楽しくなりますよ(^_^)