「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

柴田愛子さんの講演会に参加して

今日は以前からずっと楽しみにしていた柴田愛子さんの講演会✨タイトルからしてもう聞きたくてしょうがなくなる!

しかも念願の奥さんも一緒に来てくれる予定\(^^)/

ようやくこの日が来たか!っと思ったら上の子が熱でダウン💦しかし奥さんが「行ってきな」と言ってくれた。まるで天使のよう(TT)

 

行ってきます!!

 


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柴田愛子さん

りんごの木子どもクラブホームページ

絵本けんかのきもちやEテレすくすく子育てでおなじみ、子ども主体の保育園「リンゴの木」代表。数々の書籍も執筆されている有名な保育士さんです。

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今回は森のようちえん「あおりんこ」さん主催ということもあり、満員御礼の会場。50名近い参加者のうち男性は片手で数えるほど。最近慣れてきましたね笑

 

見た目はなんの変哲もない、優しそうなおばちゃん保育士さん。しかし一旦講演が始まるとユニーク満載の切れのあるトークに、僕はすぐ虜になってしまいました。

柴田さんは保育士として10年間、“幼児保育とは何か”あらゆるデータや資料を調べ、数々の講演会に参加して研究したそうです。

そしてたどり着いた答え…

 

「結局、何が正解かわからない!!」

 

子どもによっても、時代や地域によっても教育は常に変化するため、このような結論に達したそうです。

そこで柴田さんは“子どもの事は子どもに聞く、そして子どもの事をよく見る”ということに徹したそうです。講演では実際にあった事例をもとにお話してくださいました。

 

その中でも僕が特に印象に残った事例を紹介します。

あるスポーツに特化した保育園から移ってきた4才の女の子。その子は走るのが大好き。しかしある日「保育園に行きたくない…」と言い、親としては「あんなに好きだったのに、なぜ!?」と柴田さんの元に相談しに来たらしい。柴田さんがその子に「何が嫌だったの??」と聞くと

 

走るのは好きだけど、走らされるのは嫌い

 

と答えたそうだ。

つまりは、子どもがやりたい!と言っていないうちに、与えてしまっても意味がないということ。それは習い事や塾も同じ。

僕の森のようちえんのコンセプトでもある「感性の前に知識を入れない」に非常に近い事例だと感じました。

 

今の時代、教育にお金をかければあらゆる知識を子どもに与えることができます。もはやお金をかけなくてもネットで調べれば誰でも情報を仕入れることができます。しかしだからこそ、子どもや親は“情報に侵され過ぎている”と柴田さんは注意喚起をしていました。

 

確かにネットやテレビでは毎日様々な情報が発信されています。

食べ物に関しても、

やれ栄養バランスが~

残さず食べさせなければ~

 

教育に関しても、

子どもの頃から英語を~

早いうちからプログラミングを~

 

なんて話はよく聞きますよね?

このブログを読んで下さっている方はそんなメディアの情報にはあまり耳を貸さないと思います。しかし、自分の親や旦那さん、ママ友から聞いたら少し揺らいでしまいますよね。

 

そんなときは柴田さんのこの言葉を思い出して下さい。

 

自分と家族が元気だったらそれでOK !

 

食べ物もお腹が空いたら食べればいいし、嫌いだったら無理して食べずに残せばいい。

世のお母さんをイライラさせる子どものイヤイヤ期も、それは子どもの“独立宣言”だと柴田さんは語ります。

「僕はお母さんの思い通りには生きないよ!僕は僕だよ!!」と主張しているんです。それがだった2才で自覚しているんですよ、本当に子どもって凄いですよね。

 

「わがまま」な子どもは「我(わたし)のまんま」を見てと主張しているのかもしれません。  

 だからこそ、親は自分の人生を生きていいんです。輝いているところを子どもに見せるのが一番の教育なんです。と最後にお話されていました。

 

 

 

 

 

 

とても学びの多い1日になりました。

僕は子ども達だけでなく、親や奥さんなど自分の家族にも同じ気持ちで接していこうと思いました。教育方針が違っても、時々ケンカしちゃってもみんなが元気ならそれでOK!と広い心で受け止められる父親になろうと思います(^_^)