今日は自民党 鈴木雅博議員の「自然体験保育・幼児教育の推進」に関して議会傍聴してきました。森のようちえんや自然保育に対する県の認証制度「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」に東海4県で実は愛知県だけが未参加という現状があります。全国では賛同している自治体は15県71自治体もあるのに、です。
じゃあこれの何が問題か?
みなさんご存知の通り、来年には保育料が無償化されます。しかし愛知県がこのネットワークに参加していないと森のようちえんや自然保育団体は制度の対象外になる可能性が高くなります。
鈴木議員はこの現実に警笛をならしている素晴らしい方です。
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しかしそれに対する県の見解は
「他の市町村の様子を見てから判断するため、今回は見送ります」
というものでした。
鈴木議員はすかさず熱く反論します。
「傍聴席にいる子ども達を見てください!この子達に向かって〝他の人がやるなら…〟という姿勢でいいんですか!?自分の意思で決めましょうよ!」
このお言葉には正直鳥肌が立ちました。
まさに森のようちえんのコンセプトである「自ら考え、行動する」を大勢の関係者の前で訴えていたからです。他のお母さんもこの意見には大絶賛していました。最高にカッコいい方でした。
以上がざっくりとした今日の議会内容でした。
そしてこれからは東京から来た僕、個人の意見です。
愛知県はトヨタやデンソーなど、日本を支える大企業のおかげで発展した産業都市です。インフラもしっかり整備され、道路もここまで整っている県は全国的にも少ないと思います。その証拠に刈谷市や豊田市の人口は年々増加しています。
しかしその反面、企業が強い権限を持っているせいか「子育て」に関しては他県に比べ劣っていると考えてます。愛知県は認証制度どころか自然保育を担当する課すらありません。岐阜や、三重にはもちろん存在します。この課題も愛知県にはしっかりと認識して頂きたいと思っております。
県の制度を変える立場にいらっしゃる方。
貴方達は企業に支えられ経済的にも豊かな今の現状にご満足されているかもしれません。しかしこれからの愛知県を作っていくのは子ども達です。教育に一つの選択肢しかなければ、いずれ限界がきます。
自然保育や野外教育が全てとは思いません。
でも選択肢の一つして選べるような体制にする必要はあるんじゃないでしょうか?
本当に子ども達の将来を思うなら、
「他の市町村の様子を見て…」ではなく、鈴木議員の仰る通り、自分の力で変革を起こしましょうよ!
熱くなりましたが、以上です。