記念すべき第1回森のようちえんカフェ
HEARTto HEARTの責任者の方が運営してるご実家のお寿司屋さんで実施してきました。
最初なので1〜2組くれば上出来かな、と予想してましたが5組6名の方々がご参加下さいました。しかも参加頂いた方が非常に豪華なメンバー!
皆んなのお母さんでもある猪飼さん筆頭に
岡崎製材で働きながらスクールを開催している凄腕お母さんや、育休中のジャイパパファミリー、自然体験活動のコーディネーターの経験があるお母さん。
そしてわざわざ岐阜県から来て下さったその道30年の超ベテランの先生。もはやこの方に至っては普通こちらからお金を出して講演してもらうレベルの人です。本当に感謝しかありません。
僕のイメージではお母さん達の子育て感や困っている点をざっくばらんに話し合い、「どんな森のようちえんを一緒に作りたいか」を話せればいいなぁと思っていたんですが、もはや経営会議に発展しました。笑
凄腕のメンバーからバンバン意見が飛び交い、とても濃密な時間になりました。子どもも参加してくれて意見(というかアンパンマン笑)を出して終始和やかなムードにしてくれました^_^
簡単にまとめると
①サマーブルーでは自主保育ではなく、あくまで人を雇って運営する「共同保育」を目標としていくこと。
②まずは少人数(5組くらい)で小規模な場所から始めて、質の高い活動ができるようにする。
③活動の中で一緒に運営してくれる〝コアスタッフ〟を作り、頻度を増やして活動の範囲を広げ、少しずつ量を増やしていく。
という事で落ち着きました。
もっともっと沢山の意見があったのですが、全て発表すると文字数オーバーしてしまうので割愛致します。本当にただ勢いだけで始めた活動をこんなに真剣になって議論して下さる方々に、僕は感謝してもしきれませんでした。
とても素晴らしい意見が出たのですが、その中でも特に大切にしたい言葉がありました。
〝感性の前に知識を入れない〟
子どもの成長の土台となるのは「興味・感性」であり、その前に文字を教えたり図鑑などで「知識」を入れてはいけないという考え方です。これは森のようちえんの根幹とも言えます。
森のようちえんでは知識の前に「体験」することを最も重視しています。その優先順位を間違えてしまうと子どもの学ぶ意欲を削いでしまうことになるからです。
この軸は絶対曲げてはいけないと確信しました。しっかりと今回のカフェで出た意見を現場に活かして地道にやっていきたいと思います。