俺の理想とする
〝教えない〟教育
はまだまだ大小様々な壁が立ちはだかっている。
「子供を100%信じて、やりたい事をやらせて育てる。」
幼い頃から親がこの考えを持っていれば子供は間違いなく幸せな人生を送れる。幸せな人生は社会的な成功(地位やお金、名誉)だけではなく、本人が本当にやりたいと思っている事を実現できることだと思う。
俺は自分の子供達にはそんな生き方をして欲しい。周りの人の目や、親の目なんて気にせずどんどんやりたい事を次から次にやり倒して欲しい。ミュージシャンでもお笑い芸人でも、パイロットでもパン屋さんでも100%信じて応援したい。俺が子供だったら親にそう思っていて欲しいからだ。
でもみんながみんなそう考えているわけではない。
100人いたら9割の親は「ちゃんとした学校に入って、しっかり勉強して良い会社に入って欲しい」と願っていると思う。
昔よりは子供のやりたい事を優先する親は増えていると思うが、正直日本はまだまだ子供の自由度は低いと思う。
その証拠にサドベリースクールや森のようちえんは国から認可を得られていない。こんなに素晴らしい学校なのに、だ。
一番の壁は〝自分の家族〟
嫁や親がまだ納得していないため、しっかりと俺がやりたい事を認めてもらわなければいけない。そのためには趣味やボランティアでなく事業として成立させていかなければいけない。早い話お金の問題。第1の壁から相当高い。
二番目は〝保護者の理解〟
どんな立派な理念を掲げていても誰もそれを知らなければ意味がない。その教育の重要性を理解していなければ意味がない。まずは存在を知ってもらい、「そんな学校があるんだ!」と思ってもらわなければいけない。この壁も非常に高い。
三番目は〝認可〟
仮に俺の周りの家族や親が変わったとしよう。それでも岡崎や一部の地域が変わっただけだ。俺の目標は「日本の教育を変える」こと。自治体や県だけでなく、日本という国に認めてもらう必要がある。この壁に至ってはもはや高すぎて、その高さは想像もつかない。
じゃあやめる?
答えは「NO」
何故なら燃えるから。
壁が高ければ高いほど、「無理だよ」と言われれば言われるほど俺は燃える。それがエネルギーに変わる。
キンコン西野はお笑い芸人をやりながら絵本を作った。周りの人間に「何やってんの?」と言われながらもクラウドファンディングで過去最高収益を上げて、アマゾンランキング絵本部門1位になるまで売った。結果を出せば周りは黙る。
俺も同じ。結果を出して黙らせる。
10年後には教えない教育が普通になっている。
そして子供が自由に学校を選択できる。
日本の教育が変わるその日まで、俺は走り続ける。