「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

原点回帰~再び~

皆さんお久しぶりです!

僕のブログではお馴染み、何度も登場している恩師に会いに行ってきました。

 

前回のブログ↓

第二の父親 - 「日本の教育を変える」今井真央のブログ

 


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この先生がいなければ今の僕はいません。

悩んだ時、苦しんでいる時に必ず相談するくらい、僕にとっては生きる指針となっている先生です。

 

僕はフリースクールの職員として、先生は私立中学校、高校の教師として、子ども達のために日々試行錯誤しています。当時は怒られる時くらいしか面と向かってお話することは出来ませんでしたが、こうしてイチ教師として先生と教育についてお話する時がくるとは…

なんだか感慨深いです(ToT)

 

僕は久しぶりに会う先生に、率直に質問をぶつけました。

「これからの教育はどう変わっていくべきだと思いますか?」

 

先生「もう大人数に一律に知識を詰め込んでいく時代じゃない。真央がやっているように一人一人の個性に合わせて必要な教育を考えていく必要がある」

 

今、公立学校ではコロナの影響で授業もオンライン化しています。先生曰く、一律に授業をして志望校に受かるために偏差値を上げるような勉強ではなく、「君はこれ!」「君ならこっち!」と一人一人の得意分野や個性を見出だし、教師がその個性を伸ばすようなアプローチが必要になってくると仰っていました。

 

先生の言葉を頂き、“僕の方向性は間違っていなかったんだ!”とより一層確信しました。

 

みんなが出来ることはAI がやってくれます。

だからこそ、これからは「自分にしか出来ない」ものを伸ばしていかなければいけません。

 

それは人と違う道を選ぶということです。

 

今まで通りの子育てや教育では、通用しなくなる時代がもうすぐそこまでやってきています。

 

子ども達が生きる喜びと、幸せを感じられるように。これからも試行錯誤しながら活動を続けていきたいと思います。

 

先生!お忙しいところお時間を下さって本当にありがとうございました✨また語りましょう\(^^)/

 

 

「自立ってなに?」~ある親御さんの疑問~

仕事柄色んな親御さんの悩みやご相談を聞いております。

 

その中でも今回のテーマは「自立について」


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ある親御さんからご相談頂いたのですが、他の親御さんにとっても大事な話だと思いましたので、ご本人の了解をとって書かせて頂いております。

 

小学6年生の男の子。

感覚過敏があり、靴下や服も素材が肌に合わないと着たくない。リュックも蒸れるから手提げで登校している子がいます。

そんな子も次は中学生です。

お母さんが公立中学の先生に事情を説明したところ、こう言われたそうです。

 

「本人に合わせるのも大切ですが、お子さんの“自立”のためにも環境に合わせることを覚えていかないと…」

 

そこでそのお母さんは疑問に思ったそうです。

 

自立という言葉は「独りで立つ」ということです。自立と“環境に合わせること”とは関係のないように思ったそうです。

 

 

きっとこの場合、先生が言おうとしたことは「制服も着れないようじゃ社会に出ても通用しないよ」ってことだと思います。(少し乱暴な言い方ですが)

 

確かに規律を守るために制服や規則をある程度は従う必要があるとは思います。ただその子が不快に思ったり、その規則のせいで「行きたくない」と思ってしまうようなら規則を見直したり、合理的な配慮をする必要があると思います。

 

それに規則に従うことと、自立は違います。

 

じゃあ“自立”って何でしょうか?

辞書の通り、「誰にも頼らず、独り立ちすること」なのでしょうか?

 

 
でも、社会に出て本当に誰にも頼らず生きていける人っているんでしょうか?

 

 

現実ではみんな苦手分野と得意な領域があり、それを互いに補い合って生きています。それこそが互いの違いを認め合い、多様性を分かち合うことだと思うんです。

 

我が子が大人になったとき、辛くても、本当はしんどくでも「誰にも頼らず生きていく」と自立するくらいなら。僕は「しんどいから助けて」と、誰かに頼って欲しいと思います。

 

そう考えると子どもって既に出来てますよね。「アレとって~」「お着替えさせて~」と小さい頃からちゃんと誰かに頼っているんです。

 

「そんなことくらい独りで出来るようにしなさい!」

「そんなんじゃ社会出て苦労するわよ!」

 

そう言われ続けて、しんどくでも言えない子が増えていくんです。

 

迷惑かけちゃうから…

きっと心配させちゃうから…

 

と悩みを内々に隠してしまうんです。

 

そうならないためにも、「自立」って言葉を盾に子どもに要求するのはもうやめませんか?

 

嫌なら嫌でいいじゃん

気持ち悪いなら制服じゃなくていいじゃん

 

 

 

 

 

「あなたはあなたのままでいい」

やっぱり僕はこの言葉を、ずっと子ども達にかけ続けていきたいと思います。

7月親子キャンプ【おかざき森のようちえん】



月一回親子で自然の中で保育をする「おかざき森のようちえん」をしています、今井です。今回は親子キャンプ、初めてキャンプデビューする方もおりドキドキなスタートでした✨

 


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気付いたら岡崎市で森のようちえんをスタートしてから3年が経ち、園児達も今や小学生になりました。薪を置いておけば勝手に準備して薪割りしてくれ火を起こしてくれるほど逞しくなりました(^_^)


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邪魔するのが生き甲斐だったやんちゃな我が子も、他のお母さんに教わりながら調理をしていました( T∀T)

なんだか感慨深くて涙腺がウルウルしてきます…


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前回はカレーだったので今回は豚汁と親子丼。ちょっと米は失敗しちゃったけど皆モリモリ食べておりました✨


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食後にはスイカ割り
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夜はプチキャンプファイヤーと花火をして、親子共々夏を満喫しました✨

 


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翌日は額田林業組合の方々が間伐体験をさせて頂きました。みんなで協力してノコギリで木を切り「バキバキ!!」と大きな音を立てて倒れていく姿は大人の私達でも貴重な経験になりました。

 

コロナ渦で園でのイベントや学校行事が軒並み中止になり、子ども達も見えないストレスが溜まっていたと思います。だいぶ盛り沢山な二日間でしたが、終わった後の子ども達の笑顔を見たら疲れもふっ飛びました。

 

これからも親子一緒で色んな体験や、自然の大切さを学んでいこうと思います。いつも参加してくれる方々、やまびこの会や林業組合の皆様本当にありがとうございました!\(^^)/

 

 

7月17日(土)スコシズツマーケットで竹工作のブース出店します!【おかざきプレーパーク】

【7月17日(土)おかざきプレーパークの仲間達と竹細工体験のブース出店します!】


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🌳「スコシズツ.マーケット」🌳
https://fb.me/e/1mWxszn4k

「できることから少しずつ持続可能な暮らしかた」
がコンセプトのイベント。
岡崎の真ん中から、持続可能な暮らしを目指しています。


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「おかざきプレーパーク」も出店して竹工作をします。竹工作ではマイ箸、マイ食器を作ることができます!

今回、イベントでは、マイ食器持参で飲食でのプラスチックフリーにチャレンジしています。竹の特性を活かして色んな食器作りに挑戦していきましょう!!\(^^)/

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----〈 key words 〉----
持続可能な社会をつくる
地球環境を大切にする
永く使える
作り手の想いが伝わる
地域の魅力を伝える
地産地消
------------------------

〈 key words 〉を実践するみなさんが35店以上集まり、それぞれの視点から「暮らしかたの提案」や「想いの表現」をします。

★Go Zero Waste
マイバッグ ・マイ食器・マイボトル・量り売りのための容器などをご持参ください。
できることから少しずつ、みんなで一緒にチャレンジ!

★Story Sharing
サステナブル・水・山・食・エネルギー
各分野で活躍する仲間たちの想いに触れる座談会『話す場』

★Live on Instagram
インスタライブで会場の様子を生配信します。
タイムテーブルを要チェック!

▼イベントページ▼
https://www.facebook.com/events/461965884906622

ーーーーーーーー『スコシズツ.プロジェクト』ーーーーーー

日々の暮らしからSDGsの実践を目指す『スコシズツ.プロジェクト』
その一環であるマーケットは、単に「モノを売る場」ではなく「作り手の発表の場」「モノやコトが価値を持っていきわたる場」です。
環境に配慮した暮らしづくりの提案と、環境や社会の問題について知る・動くきっかけとなる場づくりをマーケット全体で目指します。
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岡崎市「市政だより」に掲載されました!

前回久しぶりの愚痴ブログにご心配おかけして申し訳ありませんでした(^o^;)

毎日元気に活動をしておりますので、ご安心下さいませ。

 

 

さて

この度、岡崎市の「市政だより」に掲載して頂きました!
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岡崎市役所さんから連絡を頂いたときに「いよいよか…」と背筋が伸びた思いをしました。僕自身、毎回この「わたしの物語」シリーズが大好きで楽しみに拝見させて頂いておりました。これまで岡崎市で活躍する人達の物語を読む度に「よし!俺も頑張ろう!」と励ましてもらっている立場でした。

 

“今度は僕が誰かの背中を押す番なのかもしれない”

 

大変おこがましいかもしれませんが、そう思いながら有難く取材を受けさせて頂きました。実際の僕の活動は本当に地味なものです。毎日トイレ掃除や畑の草刈り、男子達との蛇探しや昆虫探し…とてもじゃありませんが岡崎市中に見て頂くほどのものではありません。

 

でも

 

“想い”があってやっています。

そこに子ども達の笑顔があるから面倒なことだって、辛いことだって毎日やっていけるんです。たとえ小さくても、その確かな想いを気にとめて下さり、取材に来て下さった方々には本当に感謝の思いで一杯です。そして支えて下さっている仲間達、保護者の方々、子ども達が居てくれるおかげで今の僕がいます。皆さん、本当にありがとうございます。

 

必要としている方がこの記事を読んで下さり、誰かの背中を少しでも押すことが出来たら嬉しいです(^_^)

 

 

こんな僕ですがこれからもよろしくお願いします。