「日本の教育を変える」今井真央のブログ

「日本の教育を変える」今井真央のブログ

大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

本日おかざきプレーパーク中止のお知らせ

【本日おかざきプレーパーク中止のお知らせ】

急なお知らせで申し訳ありません💦
気持ち的にはこういう時こそ子ども達の遊び場を確保してあげたいのですが、このところ岡崎市の感染者が20,30代が多く、愛知県でも警戒レベルが4に引き上げられています。更に現時点で大雨警報が出ているため本日は中止と判断しました。
楽しみにしていた子ども達には心苦しい気持ちで一杯ですが、また落ち着いてから思いっきり遊びましょう!(水風船・水鉄砲準備しとくからね!)

今週末はプレーパークで会いましょう!【おかざき】

コロナの影響も気になりますが、今月も細々とやります!冒険遊び場プレーパーク♪
f:id:leftkanabun0314:20200722084718j:image

 

今回も先月同様10:00~15:00まで「大門水郷公園」でやります!

※すいません、今回火が使えませんのでお弁当持参でお願いします🙇‍♂️💦

 

ホームページはこちら↓

20190221215102

 

「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした冒険遊び場プレーパーク。
 
f:id:leftkanabun0314:20200722084937j:image

この垂れ幕が目印です(^_^)

 

今、禁止禁止の風潮で子ども達が自由に遊ぶ場所が少なくなっています。

 

だから僕達大人で、みんなで見守る代わりに自由で遊べる公園を作っちゃえ!っていうのがきっかけで仲間達と作りました。もし予定がなく、元気いっぱいの子ども達がいるお母さんお父さんがいたら連れてきて下さい😊参加費もいらないし、申し込みも一切不要です。僕も子連れでいきます!

 

みんなで一緒に遊びましょう♪

 

 

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…


f:id:leftkanabun0314:20200719060303j:image
ポイズン!

どうも今井です。古いっすね(^o^;)笑

 

今は森のようちえんとか、プレーパークとか、フリースクールとか自分の好きなことを好き勝手やらせてもらってますが、ここに至るまでは紆余曲折ありました。

ずっと以前からブログを読んでくれている方には耳タコだと思いますが、高校時代にアメリカンフットボールに出逢った僕はそれまでのダメダメな人生とおさらばして覚醒しました。

 

しかし大学に入ってから先輩達からイジメに遭い、学校が嫌で嫌で仕方なくなり、部屋に閉じ籠る生活をしていました。

 

よくフリースクールの子達が「通学路すら嫌だ」と言いますが、正にそんな感じでした。でも最初から嫌だった訳ではなかったんです。

 

スポーツ推薦でしたが、選考の時は先輩達がめちゃくちゃ格好よく見えたし、大学のキャンパスには初めて見る女子大生にキラキラした青春を夢見ました。

 

最初の違和感は2年生の先輩達の“異常なほど”の多忙さでした。

 

1年生はいいんです。

2年生から掃除や準備、ビデオ編集に洗い物まで、ありとあらゆる雑用をさせられます。練習では最も過酷なシゴキを受けます。

 

僕の大好きな2年生の先輩は誰よりも声を出し、理不尽な4年生の指示にも文句1つ言わずに手際よく動く人でした。それでいて偉ぶったりはせず、常に「辛いことがあったらいつでも言えよ」と後輩を気にかけてくれる優しさをもっている方でした。選手としての上手さより、人間として素晴らしく立派な方だったので心から尊敬していました。

当時、1年生の僕は「こんな先輩になりてぇなぁ」と思ったものです。

 

その先輩に、ある日突然白羽の矢が立ちました。

 

雨の中、永遠にタックル練習をさせられていました。細身な先輩は4年生にボコボコにやられました。そんな状態でも夜遅くまで真面目に雑用をしていました。寝不足でビデオ編集にミスがあった時は、ビデオの角で殴られ流血していました。僕は恐ろしくて恐ろしくて、何も出来ずにいました。先輩の顔色が日に日にやつれていくのを、ただ見ていることしかできませんでした。

 

僕の大好きだった先輩は、パタリと大学に来なくなりました。

 

誰よりも努力家で、みんなから尊敬されていたその先輩に向かって、4年生達は「なんだよ、逃げやがって」と言い放ちました。僕は怖さと同時に、怒りを覚えました。誰も言わなかったので勇気を振り絞って監督やコーチにイジメの事実を話し、「理不尽な暴力で優秀な選手が辞めるのはおかしい」と訴えました。

 

 

返ってきた答えは

 

「4年生の先輩達もみんな同じ道を通って強くなったんだ」

という言葉でした。

 

「だから今は耐えろ」と。

 

そして皆さんの想像通り、次の標的は僕になりました。その後どんな経験をしたかは過去のブログを読んでもらえればわかります。

 

おかしいことをおかしいと言えない。

言った人間から潰される。

 

大なり小なり社会に出ても同じような場面が沢山ありました。せめて、せめて自分の子ども達には同じ思いをしてほしくない。だから自分が出来ることから始めることにしました。僕の手の届く範囲からでも、一人でもいい、少しずつでもいい

 

 

 

優しさで溢れる社会に

 

 

勉強人or学習人!?あなたはどっち??

僕は絵本が好きです。

色んな絵本を読んできましたが、五味太郎さんの絵本は結構好きです。

先日図書館でプラプラしていたら五味太郎さんの著書「勉強しなければ大丈夫」に出逢いました。


f:id:leftkanabun0314:20200627071950j:image

勉強しなければだいじょうぶ | 五味 太郎 |本 | 通販 | Amazon

五味太郎さんらしい独特な視点で子ども達を取り巻く教育問題を指摘していました。

・学校のシステムに合わない子

・学ぶのは嫌いじゃないけど、勉強が嫌いな子

もし自分の子が当てはまれば一度読んでみてもいいかもしれません。

 

特に僕が共感したのは“勉強人”と“学習人”の違いについて

 

【勉強人】

✔️試験のために勉強するので、テストが終わればほとんど忘れちゃう

✔️広く浅く知識を“憶えてる”だけなので具体的な話になると自信がない

✔️対応するのに努力をする。対応力だけが身に付く。

✔️「無理しても努力して励むこと」が原動力になっている。一夜漬けや仕事漬けが好き。

✔️自分の子どもにも勉強を強要する。競争に勝つことを重視する。

 

【学習人】

✔️自分が好きなものを気が済むまで学習する。

✔️狭く深く知識を“探求する”ので、具体的な話になると夢中になって話せる

✔️わけらなければ聞いて学習すればいいと思ってる。興味があるとすぐ熱中し、反応することができる。

✔️「楽しいからどんどこ学ぶ」が原動力になっている

✔️つまらないことにこだわる楽しさを重視する。その楽しさがわかってもらえなくても気にしない。

 

ザッと挙げてこのような違いがあります。

勉強人が社会を創るとつまらない、ギクシャクした環境が出来る。今の学校は勉強人しか作れない。だから学習人がのびのび育つことができる環境が必要だと書いてありました。

 

自分や自分の子はどっちかな?

何かの参考になれば嬉しいです(^_^)

 

 

わかる人にだけ読んで欲しい、「アルケミスト」は凄い本!

どーも今井です。

今回は二十歳そこそこの時に読んで

こ、これはヤバい本に出逢ってしまった…

とワナワナした本

アルケミスト」のご紹介

 

アルケミスト (海外シリーズ)

アルケミスト (海外シリーズ)

 

 

先に言っておきますが童話テイストです。

理解しながら読むっていうより“感じる”方をオススメします。

羊飼いの少年がある日ピラミッドで宝物を見つける夢を見ます。もちろん「なんだ夢かぁ」ってなりますが、2度も同じ夢を見ます。ちょっとこれは普通じゃないな、って思ったらよくわからない王様が出てきます。

 

「あなたが強く望めば、全宇宙が協力して実現するように助けてくれる」

と、意味深な言葉を残してどっか行きます。

少年は悩みます。

無難に羊飼い(結構気に入ってる仕事)を続けていくか、一か八かエジプトに冒険に行くか…

 

少年は悩みに悩んだ結果、全てを捨てて冒険に出る決意をします。

 

ここからがこの本の面白いところなんですが、王様の言った通り「全宇宙が協力してくれ…」

ないんです!!(笑)

 

旅始めた瞬間ガイドに全財産持ち逃げされるわ、やむを得ずバイトしようと思ったら店長に「エジプト?一生バイトしても行けないくらい遠いよ」って言われるわ…

とにかく散々な目に遭います。

 

「え、王様全然話違うじゃん」と心折れそうになりますが、それでも少年は諦めない。頑張る少年は葛藤する中でとても大切なことに気付き、旅を続けていくっていうお話です。

 

 

よくある「諦めなきゃ夢は叶う!」っていうお話じゃないんです。

30過ぎて改めて読みましたが、改めて人生観がゴロっと変わるほどの衝撃を受けます。年を重ねると余計に「夢」とか言うのが恥ずかしくなります。

夢は年齢を重ねる毎に、それっぽく修正されます。「30歳までに世界一周する!」だったのが、子ども産まれちゃったから「子ども巣立ってから行く!」になり、子ども巣立ってからは体力的にキツイから「年イチで海外旅行に…」みたいな←あ、僕です(笑)

 

未来がどうとか、過去がどうとか考えないで「自分の心の声」に従って生きる。

 

これは簡単そうなんだけど、大人になるととても難しい💦色んな制約がつくから

でもその制約に打ち勝って、勇気出して一歩踏み出した人に神様は微笑みかける。アルケミストはそんな話なんです。

 

もし自分の本当にやりたいことから逃げていたり、自分の心の声に言い訳してるなぁって思ったら読んでみてもいいかもしれません(*´ー`*)