日中は学校以外の選択肢「セカンドスクール」を開校しています、今井です。
寒くなってきても毎日外に出掛けております。いつも近くにある緑公園にお邪魔していますが、そこには跳び箱(というか馬跳び)の遊具があります。みんな学校行ってないから跳び箱なんてあまりやる機会がありません。やったことない低学年の子は一番小さいやつすら飛べませんでした。
意地になって何度も何度も挑戦します。
鬼ゴッコの途中でもピョンピョン
休憩の最中でもピョンピョン
何度やっても飛べないその子を見て、年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんが声をかけます。
「もっと手をもっと前につくんだよ!」
「腰を拳一個分持ち上げて!あー惜しいっ」
「頑張れ!もうちょい!」
みんな必死になってアドバイスしていました。本人も冬なのに汗だくです。何度も飛んで、失敗して、「休んでもいいんだよ」と言っても全く休もうとしません。「これはそろそろギブアップかな…」と思っていたその瞬間
全く飛べなかったその子のお尻が、ふわっと浮き
見事に着地しました!
「やったーーー!!!ねぇ見た見た!?」
みんなとハイタッチして、喜びを分かち合いました。頑張ったご褒美はみんなとの友情でした。
それからと言うものの、跳び箱にハマり
その子はついに一番高いやつも飛べるようになりました。僕は殆ど口出しやアドバイスなんてしませんでした。
「子どもは自ら育つ力をもっている」
僕は毎日その力を目の当たりにしています。子ども達の可能性を間近に見ながら、日々学ばせてもらってます。