「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

「やることない~ひまぁ~」が大切【学童クラブロータス】

岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス代表の今井です。

 

今の小学生って本当に忙しいんですね。

学校終わりには習い事がギッチリ入っているので「休みは週2しかない」なんて子はザラにいます。もちろん1つ1つの習い事に善も悪もありません。

 

でも僕はその“常にやるべき事に追われている”状態が子どもの「自分で考えて行動する力」を妨げているように感じます。

 

子どもは暇の中から自分でやりたいことを見つけ、学ぶ力が備わっています。実際、スクールの語源はギリシア語のスコレーskhole(余暇、ひま)からできているらしいです。暇は悪いことではないんですね。

 

ロータスに来ている子ども達の過ごし方は十人十色です。自由を謳歌して「やりたい!」を次々実現する子もいれば、ただひたすらマンガを読み続ける子もいます。

 

そして大体の子は一通り遊ぶと

「ひまぁ~やることない~」

となります。


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僕は「だねぇ~」と返します。

すると友達とかとアレコレ話して名前の無い遊びが始まります。その瞬間が最高に楽しくて、見ていると色んな気付きがあります。その場の思いつきだけで遊びが発展するのですぐに衝突がおきます。でもその都度独自にルールを考えて平等に遊べるようにするんです。

 

例えば上級生ばかりが有利になってしまうゲームなんかはハンデをつけて下級生でも楽しめるようにしています。そうやって遊びを通して「自分で考え、行動する力」を身につけています。

 

 

大人は「暇」に焦らず、むしろそこから何を生み出すのかを楽しみに見てるくらいが丁度いいんだと学びました。遊びが発展しなさそうなら、たまーに「だったらこんなのもあるよ」と新しいきっかけを投げてみるのもありかもしれません。

 

いずれにせよ、子ども達に「あれやれ!これやれ!」や「あれもこれもやったほうがいい!」と押し付けるのは巷で話題になっている“あおり運転”みたいなものです

 

煽らず、見届ける。

 

これからも暇を大切にしていきたいと思います。

 

岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス
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気の合う仲間と気が済むまで“ちばる食堂夏祭りの打ち上げ”

8月にやった「ちばる食堂夏祭り」の打ち上げをようやくすることができました!笑

岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス代表の今井です。

 

ちばる食堂夏祭りについてはこちら↓

大盛況!!夏祭り出店無事終えました✨【学童クラブロータス】 - 「日本の教育を変える」今井真央のブログ


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夏祭りで一緒に出店した仲間達と素敵なお店でひとしお盛り上がった後は乙川で打ち上げました。

 

みんなバラバラなジャンルなので子育てや、介護、高齢者に障害、はたまた海外に至るまで話しが尽きませんでした。

 

サラリーマンだった頃の「打ち上げ」は名ばかりで上司の悪口や仕事の愚痴ばかりでした。しかし今は気の合う仲間達と気が済むまで好きなことを考えていられます。話してるだけでワクワクしてくるし、仲間達が周りに居てくれるだけで可能性は無限に広がってきく気がします。

 

何より1人1人違う価値観を押し付けることなく、打ち明けられる心地よさは半端じゃありません。僕は東京から来たよそ者ですが、岡崎の人達のそんな懐の深さに触れ、年々この地が愛しく感じるようになりました。

 

 

 

秋にもまたみんなで企画したいな♪

皆さんお疲れ様でした!これからも一緒に盛り上げていきましょう\(^^)/

 

 

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子ども主体はもどかしさの連続です【学童クラブロータス】

岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス代表の今井です。

ロータスのモットーは“子どもが真ん中”ということです。大人がよかれと思ってアレコレ指示したり、企画したりするのではなく子どもが主体となって学童クラブを創っています。


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でも、実際は綺麗ごとだけではありません。

 

“子ども主体”を実現するためには、とてつもない辛抱と忍耐力が必要です。

 

例えば夏休みで子ども達が企画した「マジックショー」や「川釣り」

「やりたい!」と言う子がいれば「別に興味ない」と言う子もいます。子ども達を見守るコチラの立場としては皆が同じ場所にいてくれた方が有難い。そして出来れば普段消極的でやらなそうな子どもにこそ、経験して欲しいものです。

 

でも、そこで行きたくない子の手を引いたり、甘い言葉で誘導しようものならそれは“子ども主体”とは言えません。

 

実際全ての企画に「行きたくない」と返答した女の子がいました。それが例え1人でもその意見を尊重してスタッフを分担しました。それはそれはもどかしい判断でした。でもそれがロータスです。

 

ケンカやルール決めについても同じです。

 

ロータスに卓球台が来たときは皆が「やりたたい!やりたい!」となり、すぐにケンカになりました。スタッフが「順番ね!順番!」と言ってしまうのは簡単ですが、それでは子ども主体じゃありません。

 

色々言いたい気持ちをグッと堪えます。

 

すると、子ども達が「予約表」を手書きで作り、「連続は禁止」とか「試合以外は10分で交代」等のルールを考案しました。僕らスタッフは子ども達が自分達で解決するのを信じて、ひたすら待つのみです。

 

子ども主体は遠回りの連続です。

しかしその先には必ず子ども達自身が考え、自ら答えを見つけます。だからこそ楽しいし、僕達スタッフが子どもから沢山の気付きをもらえるんです。これからもみんなでこの場所を守り続けたいと思います。

 

 

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「学校行きたくない!」と言われたお母さん達へ【学童クラブロータス】

8:00~15:00は学校以外の選択肢「セカンドスクール」夕方からは岡崎市 緑丘 民間学童クラブ ロータス代表の今井です。

 

夏休みが明けて、早速お問い合わせが来ました。「学校に行けてなくて…」というご相談です。前もってお電話頂いてもいいですし、僕は基本的にロータスにいますのでふらっと寄って下さっても結構です。


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この時期、大事なお子さんに「学校行きたくない!」と言われたお母さん、お父さん。絶対にその勇気ある一言を「甘えてないでいいから行きなさい!」で終わらせないで下さい。僕は学生時代その一言を言うのにとてもとても勇気が必要でした。そして一番理解して欲しい両親に、その声を聞いてもらえない辛さを知っています。

 

学校に行かない、というのはあくまで“症状”なんです。

 

風邪をひいたら喉が痛くなり、鼻水が出て熱が出ます。それは身体が病気と闘っているサインです。

同じように「学校に行きたくない」というはその子が発しているSOS なんです。家庭環境なのか、イジメなのか、勉強なのか…理由は様々ありますが特効薬なんかありません。

 

だからまずは休ませましょう。

もし共働きで余裕が無い場合はセカンドスクールに来てご相談下さい。うちが合わなくても色んな選択肢があります。僕は悩んでる子のためなら利益なんて二の次と思っています。知っていること、役立つことなら何でもお答えします。

 

そこから一緒に考えましょう。

 

僕は教育を選べるカタチにするのが最終目標ですが、そうなるまでに選択肢すら知らずに部屋に閉じ籠ってしまうのは悲し過ぎます。

もう一度言います。

 

大切な我が子だからこそ、学校に行かないという決断をまずは聞いてあげてください。色々言いたい気持ちをグッと飲み込んで、先入観を持たずにその子の気持ちに耳を傾けてあげて下さい。

 

「お母さん、僕学校行きたくない!」

「うん、わかった。話してくれてありがとうね(^_^)」

 

もし難しければお子さんと一緒にロータスに寄って下さい。僕でよければ気が済むまで話聞きます。いつでもご連絡下さい(^_^)

 

 

 

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親になってから気付いた結構大事なこと【パパトーーク!】

2人の男の子を持つ二児のパパ、今井です。

 

子ども達が「トーマスが見たい!」というので静岡県大井川鉄道に行ってきました。大井川鉄道には現役で動くSL やトーマスやジェームスに乗ることができます。(今回は見るだけ)

 

車を走らせること1時間半…

 

さぁようやくトーマスが見えるポイントに来ました。「ねぇそろそろトーマス来るよ!」と僕は子ども達に声をかけました。

 


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ん??笑

 

あ、あれ??トーマスが見たいんじゃなかったの?( ; ゚Д゚)

 

沢山の観光客がいる中、決して綺麗とはいえない川でパンイチで遊ぶ我が子たち…

周りのお母さん達には真っ白い目で見られました笑

 

トーマスが来ても「おぉ~」くらいに手を振るだけで川遊びに夢中のご様子。親としてはせっかくここまで来たのに…と少し思いましたが、フと自分の幼少期を思い出しました。

 

家族で日光に行っても、どこの観光もせずひたすら釣りをしていた僕。

伊豆に行っても温泉入らず素潜りをし

京都に行っても寺より、虫取り…

 

 

思えば僕も同じことをしていたなぁと。

結局親として出来ることは「その場に連れていくこと」くらいなものなのです。

そこで何をするかは子どもの自由なんですよね。僕のお母さんはよく許してくれてたなぁと、自分が親になって実感しました。

 

アレをさせたい

こんな経験をして欲しい

 

それは全部親のエゴです。

決して悪いことではありませんが、そこから先はどうしようが子どもに選択権があることを僕達大人は忘れてはいけません。つい自分の子になると欲目が出てしまいますが、母親が僕にしてくれた子育てを思い出しながら、子ども達に接していきたいと思います。